健康長寿を祝う 松川 東松川区で敬老会
 松川村東松川区(山田誠区長)の敬老会が29日、すずの音ホールで開かれた。75歳以上のお年寄りを招待、住民のステージなどでもてなし、これまでの労をねぎらった。
 敬老会には地区内75歳以上のお年寄り160人のうち、約30人が参加した。「健康長寿おめでとう」で乾杯し談笑した。
 ステージでは、東松川芸能ボランティアによるフラダンスやギター演奏、民謡、カラオケなどがあり敬老の祝宴に花を添えた。
100歳祝い町長が訪問 池田 蜜澤きよみさんら7人
 池田町の勝山隆之町長は30日、本年度100歳になるお年寄り宅を訪問し、長寿を祝った。
 来年3月で100歳となる大正3年生まれの蜜澤きよみさん宅を訪れた勝山町長は、「苦楽と悲喜こもごもありき人生 今は和み輝く百星霜」と記した直筆の色紙額と祝い金、国県からの祝い状と銀杯を手渡し、「100歳のお祝いにきました。これからも元気で長生きしてください」と声をかけた。
 緊張した面持ちでいたきよみさんも、勝山町長の言葉で表情がやわらぎ、小さくうなづいていた。
ライトアップと星空観賞 黒部ダムでイベント
 大町市を玄関口に富山県とを結ぶ立山黒部アルペンルートの黒部ダムで28日、「ライトアップ&星空観賞イベント」が開かれた。抽選で選ばれた参加者約100人が、普段は見る事ができない暗闇に浮かぶ巨大なダムと、満天の星空を楽しんだ。
 参加者は展望台から、全国最大の高さ186bのダムがライトに照らされた迫力ある光景に、カメラを向けていた。大町市の観光大使で国立天文台准教授の縣秀彦さんを講師に星座を鑑賞し、天の川や夏の大三角形などを見つけてため息をついていた。
 イベントは3回目を迎えることし、黒部ダム完成50周年を記念し、関西電力や大町市などでつくる「くろよん50周年記念事業実行委員会」を主催者に開いた。全国から定員を大きく上回る約700人の応募があった。黒部ダムを模した巨大ダムカレーも振る舞われ、「くろよん」にちなんだ直径96・4aの大皿に会場が沸いた。
異年齢がふれあう 池田小で野外活動
 池田町の池田小学校(中村豊校長、児童244人)は26日、縦割り班で活動する恒例の「野外活動」を行った。1年生から6年生の児童を14の縦割り班に分け、班ごとに近隣地域の公園や美術館などを訪れた。 
 北アルプス展望美術館(池田町立美術館)を訪れた児童らは、展示を鑑賞し、同敷地内のクラフトパークで遊んだり、創造館で工作を行った。子どもたちは自分たちで遊びのルールを決めて、上級生は下級生に声がけしながら、異年齢の交流を深めたようだった。
 上級生は「みんなと楽しく遊んだ。仲良くなれた」と口をそろえ、引率の冨澤恵子教諭は「日常の教室の枠を離れて触れ合ういい機会」と子どもたちの交流を見守っていた。
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10月の一覧
くろよん≠フ絆50年に 大町で最後の合同懇親会
 黒部ダム・黒四発電所建設工事に携わった関西電力関係者でつくる「くろよん会」(近藤信昭会長)は29日、黒四完成50周年を記念し、同会5支部(近畿、東海、北陸、関東、信濃)合同の懇親会を大町市平のくろよんロイヤルホテルで開いた。各支部から約130人が出席し、当時の思い出に浸った。
 同会は結成した平成6年以来、5年ごとに合同懇親会を開催してきたが、会員の高齢化など理由に今回で一区切りをつけることとなった。最後の開催となった合同懇親会に、世紀の大工事に果敢に挑んだ「くろよんスピリット」が次世代に受け継がれていくことを信じ、後輩たちに思いを託した。
秋晴れの下記録競う 大町 大北スポーツ競技会
 第12回大北スポーツ競技会(大北地区各市町村など主催・大会長=牛越徹市長)が29日大町市運動公園などで開かれた。陸上競技など全10種目に1000人を超える「市民アスリート」が出場し、秋晴れの空の下汗を流した。
 同競技会は陸上競技、ソフトバレーボール、硬式ボール・ラージボール卓球、ソフトテニス、ゲートボール、マレットゴルフ、グラウンドゴルフ、ソフトボール、剣道、ミニテニスを種目に行われた。陸上競技には小中学生を中心に約600人が出場。わが子の必死の姿に、応援に駆けつけた保護者らも大きな声援を送り、会場は熱気を帯びた。

2013年10月1日(火)付