生徒一丸地域の絆再確認 小谷中総合発表会で成果披露
 小谷村の小谷中学校で27、28の両日、第35回総合発表会が開かれた。全校生徒が一つになってつながりを深める「RING」をスローガンに、企画から運営まで生徒が手がけ、半年間の学習の成果を保護者や地域住民に披露した。
 開会式では、スライド上映の中で一人ひとりが発表会に寄せる力強い決意を表明。迫力あるステージバックが披露された。テーマの「RING」と、生徒会スローガンの「絆」をイメージしたというデザインは、総合発表会に寄せる生徒の思いをみごとに表現。
 テーマ・ステージバックデザイン考案者と総合発表会ポスター作品の最優秀・優秀作品受賞者らが紹介、表彰された。早朝から会場には保護者や地域住民が多数訪れ、大きな拍手を送った。
美しい調べに酔う 霊松寺チャリティーコンサート
 戦争や災害被害に遭った子どもたちの支援など目的とした霊松寺(伊東泰顕住職)主催の第47回チャリティーコンサートが29日、大町市霊松寺会館で開かれた。約70人の市民が訪れ、地元演奏家らによる美しい調べに耳を傾けた。
 霊松寺のチャリティーコンサートは平成元年から始まった。各回集まった会費は全額、国内外の被災地や難民支援などに充てている。
 今回集まった会費は(社)シャンティ国際ボランティア会「こども基金」と東日本大震災の復興支援に寄託する。
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10月の一覧
大町病院3階東病棟再開 泌尿器科と整形外科集中医療を

 市立大町総合病院は1日、3階東病棟の開設セレモニーを同病棟入り口で開いた。看護師15人、看護助手4人を配置し、整形外科・泌尿器科病棟として再開し、地域の医療を支える。
 セレモニーには担当医師や看護スタッフら約30人が参加。井上善博院長と野口渉泌尿器科部長、伊藤仁整形外科部長がテープカットで再開を祝った。
バランス良い食生活学ぶ 白馬北小Aコープで体験学習
 東京都の一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会による、「5A DAY(ファイブ・ア・デイ)食育体験学習」がこのほど、白馬村で行われた。白馬北小学校の3年生児童が同村A・コープ白馬店で講義や買い物ゲームを体験し、野菜や果物について理解を深めた。
 体験学習は同協会の「健康のために1日5皿分(350c)以上の野菜と200cの果物を食べよう」をスローガンに、企業や行政と連携し小学生や園児を対象に、野菜や果実を食べることの大切さや、バランスの良い食生活を学ぶ参加型体験学習プログラム。同店での実施は昨年に続き2回目。
育てた稲 手刈り まつかわ農業小学校
 松川村の安曇野まつかわ農業小学校でこのほど、松川小学校3年生86人が無農薬有機、アイガモ農法で育てた白毛餅を手刈りし、はぜがけした。
 秋晴れの下、子どもたちは営農支援センター職員や農業委員らの指導で稲を刈り取り、自分の背丈ほどある稲を幾束も抱えて、はぜ棒に次々と運んだ。やや疲れた様子を見せながらも、「刈るのが楽しかった」「食べるのが楽しみ」と、落ち穂をひとつひとつ拾い集め、黙々と作業に励んでいた。
 収穫した米は、来月の収穫祭で餅つきをして味わう。
くるみ保育園で運動会 大町市

 大町市の保育園、幼稚園の運動会が28日、ピークを迎えた。秋晴れの園庭に、子どもたちのにぎやかな声が響いた。
 同市栄町のくるみ保育園(青島美どり園長)では、2歳〜年長児までの72人が、両親や祖父母などが見守る中、練習の成果を披露した。年長児が挑んだ綱引きでは、くじ引きで選ばれた保護者3人を相手に19人の園児が奮闘し、見事勝利を勝ち取っていた。

2013年10月2日(水)付