愛好家自慢の模型展示 試乗 白馬ミニトレインパークでフェス
 白馬村和田野のログコテージ・エポック敷地内の「白馬ミニトレインパーク」で5、6の両日、「第7回ミニ鉄道フェスティバル」が開かれた。県内外の愛好家が自慢の自作鉄道模型を持ち寄って同施設で展示し、走行・乗車体験会を実施した。勢ぞろいした34台もの愛好家の自作模型が、延長1㌔に及ぶコースを力強く走る姿が来場者を魅了した。
 ミニチュアサイズながら、精巧に作りこまれたSLは重厚かつ貫禄たっぷり。乗車体験には親子連れなど長蛇の列ができ、白煙をなびかせての雄姿に子どもも大人も興奮していた。
現職宮沢宗弘氏が再選 安曇野市長、市議選の結果
 安曇野市長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の宮沢宗弘氏(73)が2万8847票を獲得、新人2氏を破り再選を果たした。投票率は64・65㌫で前回選挙を4・64㌽下回った。
 宮沢陣営約300人の支持者は豊科の安曇野スイス村サンモリッツに集まり開票結果を待った。開票作業開始直後の午後9時5分ころ、テレビで当選確実が報じられると、会場は大きく沸いた。
 宮沢氏は「4年間の実績を評価していただいた選挙戦。目指すべき方向性は、後期総合計画に掲げた人口減少食い止め・健康長寿・人を育む教育の3本柱と、田園産業都市。83区とともに、現場主義を貫きたい」と抱負を述べた。
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10月の一覧
北アふもとで白球追う 県早起き野球大会大町で開幕
 第44回長野県早起き野球選手権大会は6日、大町市野球場などで開幕した。県内各地域を代表するチームが北アルプスのふもと大町周辺でしのぎを削り、本年度の県内早起き野球ナンバーワンを決める。
 中信、南信、北信、東信各地の早起き野球チームから、32チームの強豪が集結。同日と12日の2日間、大町市内や松川村の9会場でトーナメントで戦う。
 開会式では、各チームが工夫を凝らした個性あふれるプラカードで入場行進。50周年を迎える黒部ダムを模した大町市のレボリューションズと、下諏訪町役場野球部が入場行進特別賞を受賞した。選手宣誓では、地元大町市、THクラブの鈴木敦主将が、感謝の気持ちと健闘を誓った。
 宮入昭夫大会長は「健康と親睦が合言葉。地域の代表の名に恥じないよう頑張ってほしい」と激励した。
住民とふれあい防犯 国営公園大町・松川で啓発

 大北防犯協会連合会、大町署、防犯ボランティアチームSSTは6日、「北アルプスフェア」開催中の大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で防犯啓発イベントを実施した。訪れた住民とふれあい、地域の防犯を呼び掛けた。
 園入り口では、県警マスコットの「ライポくん」が来場者に愛想をふりまいた。子どもたちが警官の制服を身に着けて写真を撮るコーナーや、白バイやパトカーも人気だった。防犯グッズや防犯ポスター優秀賞の展示で、防犯への意識を呼び掛けた。
小谷村最盛期中旬ころに 鎌池紅葉色合い〝いい"
 小谷村の鎌池(標高1190㍍)で、紅葉が始まっている。村観光連盟によると、ことしは天候に恵まれた影響で色合いもいいといい、15日ころから見ごろの最盛期を迎えそうだ。
 鎌池は湖を囲むブナやカエデが湖面に映り込み、紅葉の鮮やかな赤や黄色が幻想的な光景をつくりあげる村の名勝。シーズン最盛期には、県内外から訪れた多くのアマチュアカメラマンや家族連れなどでにぎわう。
 湖畔では行楽客らが散策を楽しみながら、豊かな自然にカメラを向け、思いおもいにシャッターを切っていた。
秋の安曇野たすきつなぐ 松川で小中生駅伝大会
 第29回あづみ野松川中学生駅伝大会と、第9回同小学生駅伝大会(大会長=平林明人村長、大糸タイムス社など後援)が6日、松川村の松川小学校や県道矢地赤芝線で開かれた。県内から集った小中学生陸上選手が、秋の安曇野を駆けたすきをつないだ。
 大会は松川小学校校庭を発着に、小学生が5区間7・5㌔、中学生女子が5区間12㌔、男子が6区間18㌔を走った。県内各地の学校やクラブチームから小学生10チーム、中学女子27チーム、中学男子33チームやオープン選手が出場。住民やチームメートの応援を受けて、秋晴れのもと元気に駆け抜けた。

2013年10月8日(火)付