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10月の一覧
次世代へ継承願い改修 大町市 高見町の舞台解体
 大町市の若一王子神社例大祭を彩る、高見町の舞台(山車)が10日、老朽化にともなう改修のため、解体された。王子神社周辺に集まった住民らが、伝統文化の継承と保全を願い、作業の様子を見守った。
 改修は市伝統文化活性化実行委員会が、文化庁の補助金を活用し、例大祭の次代への継承を目指す事業の一環として、高見町とともに実施。富山県内の業者に、ゆがんだ車軸の修理や漆の塗り直しを委託し、平成26年2月に完成予定だ。
 神社周辺では倉庫から出された高さ約6b、奥行き約7bの舞台が、業者の手によって数百の部品に分けられ、トラックに積み込まれた。地区住民たちが並んだ写真や映像で解体作業を撮影し、記録を残しながら無事の完成を祈った。
小中生歌声披露し交流 大町文化会館で連合音楽会
 大町市教育会は8日、同市文化会館大ホールで、市内の9つの小中学校が参加する大町市連合音楽会(運営委員長、矢口修仁科台中学校長)を開いた。各校の最高学年を中心に、小中学生500人以上が合唱を通して交流。練習を重ねた歌声を披露しあった。
 
 「信濃の国」の斉唱で幕を開けた音楽会は、多くの保護者らが見守る中、堂々と歌う児童・生徒の美声が響き渡り、歌い終えた生徒らの顔には笑顔が浮かんでいた。
 来年度、コミュニティースクール化が予定される市立美麻小中学校からは、5年〜9年生の58人が参加。アカペラ部分もある混声3部合唱で「翼を広げて」を歌い上げた。
入学前に正しい横断学ぶ 大町交安協が園児に教室
 大町地区交通安全協会平支部(中村博郎支部長)と女性部(荒井晴美部長)は8日、交通安全教室を平運動場で開いた。小学校への通学を前にした地区内のしらかば保育園とりんどう幼稚園の園児約110人が、道路の正しい渡り方を学んだ。
 県交通安全教育支援センターの職員が指導にあたり、グラウンドに描かれた横断歩道や交差点で、信号の見方や道の渡り方を指導。着ぐるみのパンダ君が登場し、正しい渡り方を確かめた。
北アちひろの足跡たどる 松川村で初のパノラマウオーク
 松川村観光協会主催の初ウオーキングイベント・ちひろが愛した安曇野・まつかわ北アルプスパノラマウオークが6日に行われた。45人が参加し、晴天の北アルプスの絶景を眺めながら、ちひろの足跡をたどる10`と8`のコースを歩いた。
 信州安曇野まつかわ村エコツーリズム推進協議会の村観光ボランティアガイドが初のガイド役を務め、山や植物、水路、道祖神などについて解説しながら、村の魅力を紹介した。絵本画家のいわさきちひろが度々訪れスケッチをした場所で、安曇野ちひろ美術館職員がエピソードを交えながら解説を行った。
社会人9人制バレー全国へ 男子大町クラブ、女子TMVC

 福井県福井市で11日から14日まで開かれる第12回全国社会人9人制バレーボール東ブロック男女優勝大会に、大北から男子の大町クラブと、女子のTMVC(大北ママさんバレーボールクラブ)が出場する。
 両チームは7月に富士見町で開かれた県予選会で活躍。男子は準優勝、女子は初優勝し全国大会出場を決めた。
 両チームはこのほど、牛越徹大町市長を表敬し、出場を報告。健闘を誓った。
フライングディスクで全国へ 白馬の田中優実さん健闘誓う

 第13回全国障害者スポーツ大会(10月12〜14日、東京都)のフライングディスク競技に県代表として出場する、白馬村の田中優実さんが9日、太田紘煕村長を表敬訪問し、「メダルを取れるようにがんばります」と健闘を誓った。
 田中さんは昨年9月の県大会で、的の輪に向かって円盤を投げ、円内を通過した数を競う「アキュラシー」種目に出場、1位の成績を収め、全国への切符を手にした。全国では同種目とともに、円盤の飛距離を競う「ディスタンス」種目にも挑む。

2013年10月11日(金)付