昔の着物よみがえる 白馬でリメークファッションショー
 白馬村在住の青戸和美さんによる、着物リメークのファッションショー「もう一つの白馬花物語・SEASON2」が9日、開かれた。村の女性有志が中心となり花のあふれる村づくりの活動を展開している「白馬花物語」の一環として、自宅の庭を開放して日本の伝統美を新たな形で提案し、白馬の秋を楽しむ企画。村内外から多くの愛好家や賛同者が集い、盛り上がった。
 青戸さんは得意の裁縫の腕を生かし、昔の着物を現代風にアレンジし、着心地の良い洋服へよみがえらせている。ショーでは20代から最高齢89歳までの中高年女性中心の素人女性がモデルを務め、ガーデンを彩る花々のように美しく装い、おしゃれの楽しさを伝えた。
愛読者らプレーで親睦 本社杯ゴルフ大会 大町で
 第39回大糸タイムス杯ゴルフ大会(大糸タイムス、大糸タイムス友の会、日向山高原ゴルフコース主催)が12日、大町市平の日向山高原ゴルフコースで開かれた。本紙愛読者ら約80人が、秋晴れの北アルプス山麓でプレーを楽しみながら、親睦を深めた。
 選手たちは4人1組で、ハーフを2周する18ホールをまわり、誰もが楽しめる新ペリア方式でスコアを競った。赤く色づき始めた山々を望む、豊かな自然に囲まれたコースでクラブを振りぬき、「ナイスショット」と声援を受けていた。
 大会は地域紙を通じて住民同士の交流を深め、スポーツによる健康増進を目指す恒例行事。ことしも定員を超える、多くの応募があった。
更生への体制づくりさらに 大町大澤寺で大北地区合同研修会

 大北地区の保護司会(後藤志朗会長)と更生保護女性会(中山重子会長)、協力雇用主会(相模一男会長)合同の研修会が10日、大町市の大澤寺で開かれた。各団体から約110人が参加、研修など通じ研さんを積み、更生保護活動のさらなる充実へ連携を深めた。
 全国各地の刑務所や少年院での演奏活動にも積極的に参加する同市桜田町のシンセサイザー奏者・小尾信二さん(影武者)のコンサートもあり、参加者たちは幻想的な調べに酔いしれた。
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10月の一覧
仁科台中の桜並木剪定 大北建設労組が地域奉仕
 大北建設労働組合青年部は12日、大町市の仁科台中学校で桜並木の剪定(せんてい)作業を行った。地域奉仕活動の一環として、開校当時から地域に親しまれた樹木の健康に配慮しながら、道路側にはみ出した枝を刈りそろえた。
 作業には周辺地区の組合員ら10人が参加し、造園業を営む組合員や大北森林組合の樹木医の指導で、サクラへの負荷が少なくなるよう、枝の分かれ目で切断し、切り口に薬剤を塗った。
 青年部は生徒に命の大切さを感じてもらおうと、事前に伐採した枝で花台を制作、作業にあわせて学校に寄贈した。
過去最多90人参加 池田 広津紅葉散策を満喫
 広津紅葉散策(北アルプス展望ウオーク実行委員会主催)が12日、池田町広津地区の旧広津小学校グラウンドを出発地点に開かれた。
6回目を迎えることしは、県内外から過去最多の90人が参加し、色付き始めた秋の里山を満喫した。
 町観光案内ボランティアのガイドマスターを先導に、石造百体仏像や菅ノ田の姫杉、厄除観音堂など巡る約6`のコースで行われた。
 参加者たちは、ガイドマスターの案内に耳を傾け、秋を感じながら歴史遺産が多数点在する広津の魅力を実感していた
伝統食田ゴイ≠ツかみ捕り まつかわ農業小3年が体験
 松川村の安曇野まつかわ農業小学校で9日、松川小学校の3年生約80人が、村の田鯉(たごい)生産組合長の平林昌彦さんの転作田を訪れ、田ゴイのつかみ捕りを体験した。総合的な学習の一環で、田んぼに関連する作業や村の伝統食について理解を深めた。
 子どもたちは悪戦苦闘しながらも、ぬかるみではねるコイを次々と両手で捕まえ、バケツをいっぱいにした。「難しかった」「楽しかった」と口をそろえた。平林さんは「経験を通して食と農や、生き物の命を授かることについて学び、自然と親しんでもらいたい」と話していた。捕獲した田ゴイは、農業小学校の収穫祭で振る舞われる。

2013年10月13日(日)付