今週末から見ごろ 池田大峰高原の大カエデ
 池田町、大峰高原の大カエデが色付きを増してきた。緑や茶、赤など一本のカエデで見られる紅葉のコントラストにカメラを構える観光客らでにぎわい始めている。今週末から11月上旬にかけて見ごろを迎えそうだ。
 ことしは、マイマイガ幼虫の大量発生により葉が食べられるなど被害を受け、色付きや見栄えに懸念はあるが、町観光協会は「自然が相手。良い年も悪い年もあること含め、池田の秋を存分に満喫できるのでは」と話す。
 大カエデは樹齢250年以上の老木。樹木医による診断や支柱で支えるなど手入れを繰り返し、町のシンボルとして大切に守り続けられている。見事な樹形や七色とも言われる紅葉は、テレビや新聞でも多く取り上げられ、知名度は年々高まり、昨年は紅葉シーズンの約1か月で過去最多の7万5000人が訪れた。
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10月の一覧
クリーン奉仕と協賛金 大町LCアルプスマラソン支援
 大町市で20日に開かれる第30回大町アルプスマラソンを前に、大町ライオンズクラブ(鮎貝紀征会長)は15日、大町市運動公園でクリーン奉仕と、同マラソン実行委員会への協賛金の寄付を行った。
 ライオンズクラブ会員や、市内の建設業・ジーシーアイ社の社員合わせて18人が参加。県内外から4000人以上が訪れる大会の出場者が気持ちよく走れるようにと、大会のスタート・ゴールとなる公園内の落ち葉やごみを集めた。
災害と活断層の講義 松川中3年が防災教育
 松川村の松川中学校(小幡泰俊校長)は防災教育の一環として、3年生98人を対象に、信州大学名誉教授の塚原弘昭氏を招き、松川村で想定される災害と糸静活断層(糸魚川―静岡構造線断層帯)について講義を行った。
 同学年は、東日本大震災を想定した災害が起きた場合の対策について、クラスやグループごとにテーマを決め、発信を前提にした防災新聞づくりに取り組んでいる。同講義は、学習の成果を上げるために行われた。
白馬連峰に初冠雪 白馬・小谷 紅葉シーズン
 白馬・小谷地域では本格的な紅葉シーズンを迎えた。白馬村では13日、里で気温6度以下という今シーズン一番の冷え込みで、白馬連峰の初冠雪を確認することができた。
 白馬三山が望める観光スポットの一つとして知られる白馬大橋では、3連休に訪れた多数の観光客が、山の雪と色づき始めた里山のコントラストに感動の面持ちで、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
 初冠雪はほぼ平年並み。これから里山の紅葉も進み、山の雪の白、紅葉の赤、常緑樹の緑が織りなす三段紅葉を目にする機会も増えていく。
サンダーバーズ優勝 白馬・小谷野球CSで交流
 白馬・小谷両村の野球リーグの頂点を決める、第4回白馬ヤマトヤ杯クライマックスシリーズ(CS)がこのほど、小谷村の千国崎グラウンドで開かれた。白馬代表のサンダーバーズが、小谷のポロリーズを5対2で破り、優勝トロフィーを勝ち取った。
 サンダーバーズはリーグ内のトーナメントを制し、CSへ出場。ポロリーズとの対戦で2回裏に1点を先取し、一進一退の攻防を繰り広げた。2対2で迎えた5回裏、一挙3点を奪い、6回最終回を守りきって勝利を決めた。
 大会は両リーグの交流を通じて、地域を盛り上げようと平成22年に設立。4回までの通算成績は、白馬リーグが3勝1敗と勝ち越している。

2013年10月16日(水)付


商店街スポーツで親交 グラウンドゴルフ大会

 大町市の大町商工会議所商業委員会はこのほど、商店街対抗親善グラウンド・ゴルフ大会を西公園グラウンドで開いた。市内各商店街や商議所から約60人が参加。同じ地域で商業を営む者同士、親睦を深めた。
 仕事を終えた商店主らが訪れ、グラウンドに置かれた16のホールで4人一組となってプレー。6つの商店街と商工会議所商業委員会役員による団体戦と個人戦で、得点を競いながら和気あいあいと楽しんだ。