災害閉庁時の対応確認 北安曇地方部大町合庁で訓練 北安曇地方事務所など県の地方機関でつくる県災害対策本部北安曇地方部(部長=土屋嘉宏北安曇地方事務所長)は17日、地震防災訓練を大町市の大町合同庁舎で開いた。庁舎内に職員がいない際の緊急参集などを確かめ、万が一の事態への対応に備えた。 閉庁日の日曜日午前8時過ぎに震度6の地震が発生したことを想定。初動訓練では合庁から近隣に住む職員28人が参集し、情報収集に必要な衛星携帯電話やラジオの準備などを実施。耐震改修が済んでいない庁舎の被害などを確認し、講堂に対策本部を設置した。 本部には他地域からの通勤者も含め約70人が集まり、部署間で連携を取りながら、図上で災害対応の訓練をした。 |
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「山紫水明」景観求めて 小谷村 鎌池の紅葉見ごろ 小谷村の名勝・鎌池(標高1190b)の紅葉が、見ごろを迎えている。「山紫水明」の景観を求めて訪れた、県内外のアマチュアカメラマンや家族連れなど、多くの行楽客でにぎわっている。来週半ばころまで、続きそうだ。 村観光連盟によると、ことしは台風26号による強風の影響で落葉が進み、黄色の葉が目立つものの、湖面に映り込んだ紅葉と雪をかぶった山々が織りなす景観が、楽しめるという。 17日は行楽客らが、ブナやカエデに囲まれた湖畔で散策を楽しみ、自然豊かな景観を写真に収めようと、思いおもいにカメラのシャッターを切っていた。 |
思いやりの大切さ学ぶ 擁護委と法務局小谷保育園で人権啓発 小谷村、大町人権擁護委員協議会、長野地方法務局大町支局はこのほど、人権啓発活動を同村小谷保育園で行った。同会のメンバーによるペープサートを使った絵本の読み聞かせや、人権イメージキャラクターの「人KENまもるくん・あゆみちゃん」との交流で、園児たちに人を思いやり、仲良くすることの大切さを説いた。 会員は園児たちに人権をわかりやすく説明するために「ノンタンぶらんこのせて」を演じた。順番を守る、友だちの気持ちを考える、人に優しくするといった人として大切な決まりごとを園児に呼びかけた。 |
台風一過北ア冠雪 台風26号の通過後、寒気が入り込んだ影響で大北地域では17日、北アルプスが広く雪に覆われた。大町市内からは白く染まった鹿島槍ケ岳と赤や黄色に色づき始めた里山が描く、鮮やかなコントラストが見られた=写真。 |
大町一望 自然を満喫 小熊山トレッキング 大町市の秋恒例「小熊山トレッキング」(市イベント実行委員会主催)が13日、行われた。県内外から家族連れなど約230人が参加し、山上のトレッキングコースを散策しながら、大町を一望する大パノラマや豊かな自然を楽しんだ=写真。 イベントは鹿島槍スポーツヴィレッジ(鹿島槍スキー場)を発着点に、木崎湖展望広場で折り返す、往復約6`のトレッキングコースで実施。周辺住民が豚汁やおやきなどを振る舞い、地域をあげて参加者をもてなした。 参加者は市観光ボランティアが案内する山々や植物の説明に耳を傾けながら、色づき始めたナラやカエデなどに囲まれたコースを歩いた。展望広場に到着すると、木崎湖が眼下に広がる光景に感嘆し、家族と記念撮影を楽しんでいた。 |
バザー&フリマにぎわう 明治安田生命大町で 大町市仁科町の明治安田生命大町営業所(美濃諭所長)は16日、第15回チャリティーバザー&フリーマーケットを同営業所で開催した。地域の人や商店の好意の旬のサンマや農産物、顧客などから寄贈された日用品、衣類などが、駐車場や玄関などに所狭しと並べられ、買い求める人でにぎわった。 地域への社会貢献活動の一環として、同営業所が毎年取り組んでいる恒例行事。社員たちは満面の笑みでジャガイモやネギなどの野菜、限定100匹の脂ののったサンマを手に、訪れる人らに購入を呼びかけていた。バザーの売上金は後日、福祉施設などが必要とする品物を購入し寄贈する。 |
2013年10月18日(金)付