民宿カエルの学校≠ノ 小谷 山留拠点の旧中土小分校再生 小谷村中土真木地区にある、旧中土小学校の分校の大渚分館が、地域住民の熱い思いで民宿「旧分校の宿・カエルの学校」として再生され、今月からオープンした。 明治期、旧中土小学校の分校として設立され、昭和60年から平成18年4月まで、村が都会に住む子どもたちが、農山村の豊かな自然の中で共同生活を送る山村留学事業の拠点として活用した施設で、かつては学校を通じ、地域が一つに結ばれ、住民のよりどころとなっていた場所。 経営する永井信明さん(51)は「今度は宿泊所としてカエルの学校≠フ名にふさわしい、気軽に人が集い、人と人とを結ぶ交流の場として、のんびりとした田舎空間と、楽しいコミュニティースペースを創りたい」と話している。 |
迫力ある演奏披露 「ゆふいん」と競演しコンサート 松川村の「信濃国松川響岳太鼓」はこのほど、「豊の国ゆふいん源流太鼓」(大分県)と和太鼓奏者・山部泰嗣さん(岡山県出身)を迎えたコンサートを、松本市の県松本文化会館で開いた。全国トップレベルの打ち手との競演で、迫力ある演奏を繰り広げ、来場者1000人以上を魅了した。 ステージではいずれも国内外で活躍する打ち手たちが、一糸乱れぬ打ち込みと迫力あるパフォーマンスを披露。響岳太鼓子供会は、全国大会で準優勝を勝ち取ったオリジナル曲「化心」を披露し、会場を沸かせた。 |
マレットで健康づくり 白馬村老連が恒例の大会 白馬村老人クラブ連合会はこのほど、白馬グリーンスポーツの森で恒例のマレットゴルフ大会を開いた。会員100人余、26チームが参加して、4人1組で36ホールを回り、スコアを競った。 選手を代表し飯森かたくり会の松澤伸樹さんが「プレーを楽しみ、健康に注意しながら美しく競い合うことを誓います」と力強い選手宣誓を行い、競技がスタート。参加者は日ごろの練習の成果をフルに発揮して、少しでもベストスコアを出そうと、最後まであきらめないで一打に集中した。 大会には白馬村のキャラクター、ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世が応援にかけつけた。村男の応援で大会も大いに盛り上がった。 |
体動かし地域と交流 大町市平れんげ荘で運動会 大町市平野口の大北社会福祉事業協会・救護施設れんげ荘(坂田和美所長)は17日、運動会を同荘体育館で開いた。利用者らは運動を通じ、地元の野口地区住民や保護者、来賓らと触れ合った。 利用者や地域住民らが白組と赤組に分かれて、玉入れやパン食い競争、ひもつなぎリレーなどの競技を実施。車いすや重度の利用者や元気な利用者らがそれぞれに合ったレベルで、ともに競技を楽しんだ。 開会式では、利用者の原強さんと牧野みね子さんが「きょう一日元気よく、けがのないように運動会を楽しむことを誓います」と選手宣誓した。 |
伝統継承さらなる発展を 大町岳陽高校初の説明会 大町市内2高校を統合して発足する新高校、大町岳陽高校(仮称)の説明会の初回が17日、大町市のサン・アルプス大町で開かれた。3年時に新校の1期生となる平成26年度の大町・大町北高校入学生の受験を前に、地域の保護者や住民に新校の教育理念などを伝えた。 新校は大町高校理数科を発展させた学究科と普通科の2学科を持ち、幅広い進路や山岳都市にふさわしい教育、国際的視野やより充実したクラブ・生徒会活動に取り組む。登山やアジ・アフ支援など、両校の伝統・実績を継承発展させたオールラウンドな高校をめざす。平成28年度開校で、26年・27年度の旧両校の入学生は転校し、新校の第1期・第2期の卒業生となる。 |
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地場産使い藍染挑戦 信濃大町草木染め研究会 大町市大原の信濃大町草木染め研究会(猪又毅会長)の工房で15日、古くから染色に使われるタデ科の植物、アイを使った草木染が行われた。 農具川のアヤメを使った花染めを中心に、地域の植物で染める草木染の特産品化を目指して集まった会員らが、上伊那郡宮田村で友禅染を中心に染色を行う細田染織(細田広人代表)の職人で、駒ケ根市シルクミュージアム内の工房で講師を務める細田伊作夫さんの指導で、大町産のアイを使った藍染に挑戦した。 |
2013年10月19日(土)付