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10月の一覧
読書通じ生活豊かに 大町市で県図書館大会

 第63回長野県図書館大会(大会長=牛山圭吾・県図書館協会長)は19日、大町市文化会館を主会場に開いた。全県から約600人の公共・学校図書館関係者らが集まり、読書を通じて人々の生活をより豊かにする、図書館のあり方について話し合った。
 大会テーマを「自己の実現を図り、地域と人々の自立を支える生涯学習・情報の拠点」とし、参加者は14の分科会に分かれ、学校教育や生涯学習の拠点となる図書館の役割やあり方を探った。
地域貢献尽力20年節目 大北法人会青年部が記念式典
 一般社団法人・大北法人会(吉田良造会長)の青年部(太田具英部長)は18日、創立20周年記念式典を大町市の大町温泉郷黒部観光ホテルで開き、節目を祝った。
 同部は法人会所属企業の若手で構成し、平成5年に発足。租税教育活動や企業経営に必要な知識の研修、地域貢献活動などに取り組んできた。
 式典では、県内各地の青年部など来賓が集い、DVDで20年の歴史を振り返った。続いて長野県連青年部合同例会を開催。元五輪金メダリストの氏を講師に、「スポーツ選手の人材育成―ソチ五輪に向けて―」と題して講演会を開いた。
アートに親しむ 松川村でフェス

 松川村アートフェス「FULL COLOR×イナゴコロ」(同実行委員会、村教育委員会など主催)がこのほど、同村リンリンパークで開かれた。家族連れなど大勢が来場し、アートと親しみながら秋晴れの休日を満喫した。
 県内外から物づくりや飲食のブースが20以上出店し、来場者と交流していた。段ボールで作った巨大コマやお絵かきコーナーで遊ぶ子どもや、廃材を使った楽器づくりのワークショップに取り組む親子の姿などが見られ、大人も子どもも楽しんでいた。
大糸線縁で店内ライブ 大町のYショップニシで
 大町市平海ノ口のYショップニシでこのほど、茨城県の音楽デュオ「ANAK(アナック)」のインストア(店内)ライブが開かれた。大糸線の魅力でつながった縁で、楽しげな歌声が店内に響いた。
 ANAKは、長谷川久さんと京子さんの夫妻で、地元の福祉施設など各地でボランティアで演奏活動をしている。7年ほど前から大糸線の南小谷以北の非電化区間の魅力に染まり、小谷村の「塩の道まつり」やリゾートビューふるさとの車内などで演奏した経験もある。同店を訪れる鉄道ファン仲間の紹介で、ライブが実現した。
薬物乱用の危険知る 白馬中専門家招き講演会
 白馬村の白馬中学校は18日、全校生徒を対象に薬物乱用防止の講演会を開いた。1年生から3年生まで約240人が、薬物依存の恐ろしさや健康に与える害悪を学んだ。
 講師の西村彦一さんは元麻薬取締官で乱用の危険性を熟知。現在、大町市内の薬局に勤務し、大北薬剤師会の学校薬剤師部会長を務める。生徒に対し、依存症によって精神疾患や後遺症が残り、正常な日常生活が送れなくなると説明。薬物乱用の入口になりやすい未成年者の喫煙や飲酒を絶対に避けるよう呼びかけた。
 薬物の誘惑に負けない、夢を持つことの重要性を訴え、「薬物乱用は自分だけでなく家族も巻き込み、一生を台無しにしてしまう。正義感を身につけ、家族や先生に相談して」と話した。

2013年10月20日(日)付


助け合いの大切さ学ぶ 大町市と教委西小で人権考える集い
 大町市と市教委は16日、常盤地区の人権を考える市民の集いを、大町西小学校体育館で開いた。
 バイオリン演奏家の「チュイチュイ」こと牧美花さんを講師に招き、バイオリン&トークコンサートを実施。同校3年以上の児童らが互いに認め合い、助け合いながら生きることの大切さを学ぶ機会とした。
 バイオリン演奏では、話題の曲やアニメソングなども織り交ぜられ、子どもたちの間から自然に手拍子が湧き上がっていた。牧さんは「すばらしい子どもたち」と絶賛し、心に響く音色を奏でた。