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耕作放棄地にヤギ放牧 景観動物効果と農地復活 大町市平野口の荒廃農地で21日から、2頭のヤギが実験的に放牧されている。昨年度に市の若手職員が職域を超えて地域の活性化を議論してきた中で生まれた企画。耕作放棄地の解消に加え、地域のイメージ向上につなげたいという願いを込めている。 放牧されたヤギは、白いザーネン種5歳の「はくば」と、韓国黒ヤギ6歳の「くろべ」。市職員の金原徹さんが自宅で飼育していた2頭を連れてきた。農地は約1fの市有地で、かつてはブドウ畑だったという。2頭は広々とした土地で、おいしそうに草をはんでいた。25日まで放し、無事に放牧できるのか、どのくらい草を採るのかなどを確かめる。 |
地震に備え実践的に 小谷村で総合防災訓練 小谷村栂池の栂池社会体育館を会場に20日、平成25年度小谷村地震総合防災訓練が行われた。多数の地域住民と村消防団などの防災関係機関が参加して、大規模直下型地震の実践的な訓練で、地域住民の防災意識を高めた。 訓練は長野地方気象台の職員による気象に関する講演と、消火器取り扱い訓練、避難所運営ゲーム、炊き出し訓練が行われた。 講演では防災気象情報と大雪警報・注意報の基準変更について、情報の種類や伝達がどのように伝えられていくか、説明を受けた。避難所運営ゲームでは、災害時の避難所運営について、生活空間の確保や避難所で起こりうる出来事についてグループ内で意見を出しあった。図上シミュレーションで避難時の対応を確認し、いざという時に備えた。 |
サツマイモを収穫 小谷 こびとのお散歩会 小谷村土谷地区の小さな子どもを持つ保護者らでつくる自主子育てサークル「こびとのお散歩会」はこのほど、共同畑で育てたサツマイモの収穫を行った。子どもたちとともに土にふれて農業を身近に感じ、安心安全な野菜を自分たちで作ろうと、会の活動の一つとして企画。地元の野菜作り名人に教えを乞い、夏野菜やサツマイモなどを育ててきた。 畑に入った子どもたちは「たくさんある」と歓声をあげ、母親の手伝いも借り芋掘りを楽しんだ。中には長さ30aを超える大物もあり、豊作に大喜びしていた。 |
秋の北ア山麓駆け抜ける 30回節目大町アルプスマラソン 「第30回記念大町アルプスマラソン」は20日、大町市で開催された。節目を記念した大会に、全国から過去最多の4427人がエントリーし、アテネ五輪などに出場した招待選手・弘山晴美さんとともに、北アルプス山麓を駆け抜けた。 大会は市運動公園陸上競技場を発着点に、日本陸上競技連盟公認コースを走るフルマラソンなど、6種目で開催。 選手たちはあいにくの雨模様のなか、ビニール袋などをかぶりながら市内を疾走。木崎湖畔や田園風景を望む景観を楽しみながら、沿道に立つ住民の声援に応えていた。 |
園児の防災意識はぐくむ 南部消防署池田・会染保で教室 北アルプス広域南部消防署は18日、恒例の「園児防災教室」を池田町の池田・会染両保育園の年長児75人を対象に行った。防災紙芝居や煙体験、放水体験などを通して、防災意識をはぐくんだ。 園児らは、幼年消防団のはっぴを着て参加。松川村消防団女性消防団員らが自作の紙芝居「火遊びは火事のもと」を読み聞かせた。森の動物たちが火遊びをして火事になるという話を真剣に聞いていた。 署員が、煙に巻かれた時の対処法や、ポンプ車や消火器などについて説明した。大声で「火事だ〜」と叫ぶ大声コンテストや、ハンカチを口に当て、煙の中をくぐり抜ける体験、消防車両乗車体験などを行い、防災への関心を高めた。 |
祖父母の前で成長披露 大町のどんぐり保ミニ運動会 大町市社山下のどんぐり保育園(降籏恵子園長)はこのほど、園庭で祖父母参観を兼ねたミニ運動会を開いた。年少から年長までの園児が、祖父母とともに体操や競技で盛り上がり、練習の成果や成長を披露した。 曇り空の下の実施となり、祖父母らは口々に「昼までは雨が降らないでほしい」と願っていた。 子どもたちは祖父母とともに「ちゃんとしゃんとゴー!」の準備体操をして、クラスごとにかけっこやゆうぎ、ボール運びや、保育士が背負ったカゴめがけて玉を入れる、追いかけ玉入れなどの交流競技を、祖父母とともに行った。 |
2013年10月22日(火)付