朗読ミニコンサート 北安曇研究会 白馬南小で
 大北地域の教職員でつくる「北安曇朗読研究会」は6日、「ほのぼの朗読ミニコンサート」を白馬村の白馬南小学校で開いた。児童に耳で楽しむ「お話」を通じて想像力を養ってもらおうと、小中学校の職員6人が臨場感あふれる童話や詩を披露した。
 出演者は、他と違う模様でいじめられるテントウムシが、個性を生かして仲間を救う創作童話「てんとう虫のピロウ」など3作品を朗読。地元尺八奏者・紫麓水研さんの演奏をバックに、声色を変えながら登場人物を生き生きと表現していた。
 同会は朗読の技術を学校教育に生かそうと発足し、約30年間にわたって活動を続けている。
「昭和の歌」熱唱し交流 松川カラオケ愛好家が祭り
 松川村内の歌愛好家らでつくる、松川村健康カラオケ教室(下総尚義会長)は3日、「第4回年忘れふるさと歌祭り」を村すずの音ホールで開いた。教室の生徒や一般参加者約70人が、「昭和の歌」をテーマに自慢の歌声を披露し、交流を深めた。
 ステージではマイクを握りしめた出演者が、日ごろの練習の成果を発揮し、歌謡曲や演歌など熱唱。懐かしの楽曲に観客から大きな拍手が響いた。プロの歌手も出演し、会場を盛り上げた。
 教室は歌を通じた住民の健康づくりを図ろうと開講。「歌祭り」を地域福祉の向上に役立てようと、村社会福祉協議会への寄付金を来場者から募った。
森林の里親初の共同交流 池田町広津と東海ゴム工業
 県が森林保全などをすすめている「森林(もり)の里親促進事業」を池田町と契約している、相互(東京都・北條修社長)と東海ゴム工業(愛知県小牧市・西村義明社長)が地元・広津地区の住民と交流する初の共同交流会が2日、広津ふれあい広場で開かれた。ようやく実現した交流会に、各企業や広津自治会から約70人が参加し、ゲームや昼食会で親睦を深めた。
 交流会では、2人1組対抗で丸太切り大会が催された。用意されたヒノキの丸太をノコギリで切る速さを競う競技に周囲から「がんばれ!」「あと少し」などと声援が飛んだ。参加した東海ゴム工業の男性は「意外と軽々とできたがとても疲れました」と話していた。栗ご飯など地物を使った昼食も振る舞われ池田町を存分に楽しんでいた。
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11月の一覧
村内7チーム熱戦 小谷 ミニバレー村長杯
 小谷村の小谷小学校でこのほど、恒例の「ミニバレーボール村長杯大会」が開かれた。村内でミニバレーを楽しむ7チームから多数の女性が参加。シーズン最後の公式試合を栄誉ある優勝で飾ろうと、熱戦を繰り広げた。
 開会式で力強い選手宣誓が行われたあと、試合が開幕。通常のバレーボールよりもやわらかくて自在な動きをする専用ボールを「ワンの、ツーの、ラスト」と、大きなかけ声をかけ合いながら、相手コートに打ち込んだ。誰もが積極的に参加し、ラリーの応酬、熱い攻防を繰り広げながら日ごろの運動不足を存分に解消していた。
 同大会はスポーツを通じて会員の健康と親ぼくをはかろうと毎年行われている。
龍彦ちゃん追悼行事 大町高瀬渓谷慰霊碑前で
 1989年にオウム真理教(当時)により殺害され、95年に大町市日向山で遺体が見つかった坂本堤弁護士一家の一人息子・龍彦ちゃん(当時1歳)の追悼行事が6日、大町市内で行われた。童謡やクラシックのやさしい音楽で龍彦ちゃんら一家を追悼した。
 高瀬渓谷緑地公園の慰霊碑前では、太鼓奏者で舞方の井上奈々星さんが人形や獅子の舞いを披露。人形作家である母が制作したという童子や天使を、音楽に合わせて慰霊碑の周囲を舞わせ追悼した。訪れた人々は慰霊碑に献花、「また来るからね」などと声をかけ、手を合わせていた。
北ア山麓タスキつなぐ 大町で常盤少年駅伝大会
 大町市の常盤地区子ども会育成協議会と常盤公民館は3日、第31回常盤少年駅伝大会を地区内で開いた。各分館の小中学生や大町南小の教職員ら9チーム約80人が出場し、秋の北アルプス山麓を駆け抜け、タスキをつないだ。
 大会は一本木神社をスタートし、ゴールの常盤公民館まで9区間19・4`を走るコースで開催。各分館の小学4年生から中学3年生まででつくる、6チームが優勝を目指してタイムを競い、清水地区が1時間17分19秒で勝利を飾った。オープン参加の南小教職員や大町スポーツクラブの子どもたちも記録に挑戦し、大会を盛り上げた。

2013年11月7日(木)付