優れた眺望≠ノ認定 大北地域第一号 池田クラフトパーク
 池田町の東山山麓南部にある公園・あづみ野池田クラフトパークが、県内の優れたビューポイントを認定する県の制度「信州ふるさとの見える丘」で大北地域第一号の認定を受けた。認定書交付式は7日、大町市の県大町合同庁舎で行われ、認定書を手にした勝山隆之町長は「この認定を一つの勲章とし、これからも景観や眺望を大事にしたまちづくりを目指していきたい」と喜び今後の展望を語った。
 同制度は、田園風景や山並みが広範囲に見渡せるなど信州らしさやふるさとを感じることができるポイントを認定するもので、本年度から実施。
 池田クラフトパークは、同町からの申請を受け、北安曇地方事務所が、県が定める基準に照らし合わせ審査し認定した。県内では中川村に続き2か所目の認定となった。
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11月の一覧
わが子のベストショットを 未就園児親子の写真教室
 小谷村公民館と村住民福祉課はこのほど、未就園児の親子を対象とした「おひさま教室」を開いた。同村で写真店を営む北村順二さんによる、写真教室を実施。ホテルグリーンプラザ白馬の全面協力で、同ホテル内のイングリッシュガーデンを開放してもらい、かわいいわが子のベストショットを撮るためのテクニックを学んだ。
 園内は英国式庭園の伝統的な構造が忠実に再現され、一同は周囲の山岳風景とマッチした美しい秋の風景に感激。エントランスの壁や階段を歩いたり、装飾性の高いオブジェなどの前でわが子を遊ばせながら、持参したデジタルカメラでかわいい姿を写真におさめていった。
紅葉を楽しみながら森林浴 小谷保 栂池で散策会
 小谷村の小谷保育園はこのほど、同村栂池の「栂池ウッドチップロード」で散策会を開いた。同所はジョギングやウオーキングなど、アウトドアスポーツを安全に楽しめるように、やわらかなウッドチップが敷きつめられている。
 園児にも大きな運動効果が期待できるといい、快晴に恵まれて、色鮮やかな木々の色づきを楽しみながら、さわやかな汗を流した。
 園児は各クラスごとに森林浴を楽しみながら歩いたり、走りを楽しんだりした。ウッドチップのコースは足に優しく、木の葉や木の実など心ひかれる自然素材も多数。ふだん園内で体験している遊びとは違う楽しさを満喫していた。
寒さに備え「雪囲い」 白馬立冬迎え作業追われる

 7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬を迎え、寒さが増すころとされる。白馬村内では、住民が本格的な冬の到来に備え、草木を柱やムシロなどで囲んで雪から守る、「雪囲い」の作業に追われていた。
 長野地方気象台などによると、大北地域は日本海側の前線の影響で雨に見舞われ、最低気温が大町市で8・7度、白馬村で6・7度と、例年と比べ高め。この先1か月は平年並みの気温で推移するとみられる。
署員の陶芸眺め一息 大町署ロビーで作品展
 大町署(森下正一署長)ロビーで今月末まで、署員による陶芸作品の展示が行われている。署員同士の親睦を深め、地域を知ろうと署内に発足した「大町を知る会」の活動の一環。県内でも古い歴史のある池田町の相道寺焼で指導を受け制作した19作品が来庁者の目を楽しませている。
 展示は昨年に続き2回目。ことしは、手びねりの作品に加えて扱いが難しいとされる電動ろくろを使った作品も登場した。釉薬が溶けて、自然と描き出される模様でより味わいが深くなった茶わんや湯のみなどが並ぶ。釉薬や土そのものの色の現れ方で一つ一つまったく表情の異なる器がそれぞれの味わいを見せている。
大町市八坂の藤尾山覚音寺 秋の火祭り無病息災願う
 大町市八坂の藤尾山覚音寺(與儀龍祥住職)は6日、秋の火祭りを市情報コミュニティセンターアキツ前で開いた。県内外から訪れた参拝者約70人が、護摩を焚いてできたおき火の上をはだしで渡り、無病息災を願った。
 「火渡り」は祭りで燃やした段木を崩し、炭の上を歩くことで厄を払うとされる。危険が無いよう配慮されているものの、参拝者はまだ煙が上がる炭の上に恐る恐る足を踏み出し、長さ約4bのおき火の上を歩いた。
 火祭りは五穀豊穣などに感謝を込め、秋の収穫期にあわせて行われている行事。與儀住職は「参拝者に世の中に感謝し、幸せになってもらえれば」と話した。

2013年11月8日(金)付