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11月の一覧
国県市で災害時連携確認 豪雨想定し「学習型」合同訓練
 国土交通省松本砂防事務所(城ケ崎正人所長)と県関係機関、大町市は12日、大規模土砂災害を想定した合同防災訓練を大町市のサン・アルプス大町で開いた。国・県・市の防災担当者38人が一堂に会し、「学習型」の訓練で互いの災害対応を確認した。
 「学習型訓練」は、司会者がシナリオに沿って刻々と変化する災害状況を各機関へ伝え、その対応を質問していく形式。これまで行われていたロールプレイ(RP)形式に比べ、他の機関のとる対応も把握でき、災害対応の流れがわかりやすい。
 訓練では、大型台風の接近に伴い、平成16年の台風23号を超える前例のない豪雨が発生したと想定。「籠川に天然ダムが形成されました」「大規模な地滑りが発生」「八坂地区で住民が孤立」などの状況が刻々と発生し、各機関ではマニュアルに沿って的確な対応を示していた。
地域特産ジビエ♀wぶ 美麻中9年生シカ肉調理
 大町市美麻小中学校(塩原雅由校長)9年生(中学3年生)の「ジビエ班」の4人は4月から、総合的な学習の一環として、地域の特産であるジビエへの学びを深めてきた。
 6月には、同地区内の食肉加工解体施設、美麻ジビエ工房で、シカの解体にも立ち会い、ジビエ班を含めた同校の12人の生徒たちが、解体の一部始終を見学、実際に体験した。
 最初は注視することができずにいた生徒らも次第に慣れ、刃物を使い皮を剥ぐ作業に挑戦した。見学を終えた生徒らは命の重みや、食べ物の大切さを知り、食前のあいさつ「いただきます」の意味を改めて考えるきっかけとなったと話していた。
松川中で国際交流授業 外国人講師ら12人
 松川村の松川中学校で9日、3年生を対象にした国際交流授業が行われた。県内の学校で英語の授業を補助する外国人講師(ALT)と自治体に所属する国際交流員(CIR)12人と生徒56人が交流を深めた。村の職員や教員らも参加した。
 参加者は英語を媒体に、あいさつゲームや伝言ゲーム、早口言葉など趣向を凝らしたプログラムや、クリケットやバンブーダンスなどのレクリエーションで体を動かし、会食を交えながら楽しく交流した。生徒らは積極的にコミュニケーションを図りながら、英語や異文化に親しんだ。
古民家改修園児が体験 小谷村大網製材工場見学も
 小谷村大網地区で体験交流施設として改修工事が進められている古民家でこのほど、地元園児と住民参加による雪囲い用の木材に塗料を塗る作業が行われた。村が過疎高齢化の進む集落で持続可能な地域づくりを進めるため、空き古民家を利活用する空き家再生等推進事業の一環で、伊折地区に続き2軒目の取り組み。
 作業は県産材等を利用して、大人から子どもまで多くの県民が参加しながら、森林づくりへの理解を得る、県の「木育推進事業」として実施した。次世代の子どもたちに地域材や建物にさらに親しみを感じてもらおうと、初の試みとして、施設の建築素材を提供している大糸木材を園児が工場見学した。
大根収穫で食育学ぶ 小谷保育園児お年寄りと

 小谷村の小谷保育園年中園児はこのほど、同村伊折地区で伊折農業生産組合のお年寄りと作っている大根の共同畑で収穫作業を行った。地域のお年寄りとともに農作業をしながら、子どもたちの地産地消への意識を高める同園の食育の一環。収穫の喜びを分かちあいながら食物の大切さを学んだ。

2013年11月13日(水)付


児童がリンゴ販売 警察ボラ協と会染小 健全育成活動で
 大町署管内の池田・松川地区で少年非行の防止に取り組む大町少年警察ボランティア協会南部ブロック(中川弘道会長)は、健全育成活動の一環として、池田町会染小学校の児童によるリンゴの販売を町ハーブセンターで行った。同店の収穫祭に合わせて実施。多くの来場者でにぎわった。
 4年生の有志36人が警察署職員や教員、保護者らとともに参加し、ワンコインの値段でリンゴを販売した。子どもたちは「いらっしゃいませ」「リンゴどうですか」と積極的に声掛けしながら次々と客を呼び込んだ。代金の受け渡しも行い、「ありがとうございました」と元気にあいさつ。客は子どもたちのパワーに圧倒されながら、笑顔で応じていた。