新酒の完成を告げる 池田 大雪渓酒造で杉玉飾る
 池田町会染渋田見の大雪渓酒造に20日、新酒の完成を告げる酒蔵のシンボル「杉玉」が飾られた。杜氏の右腕である頭の平林肇さんが作ったもので「酒づくり始まったばかり。良い酒ができますように」と思いを込める。
 杉玉は「酒林(さかばやし」とも呼ばれる。25年産米を使った酒の完成に合わせ飾り付けた。
 竹で編んだカゴに大町市八坂のスギ葉を差していき、刈り込んで球状に仕上げた。会社入り口の母屋には直径1b、酒蔵の軒下には直径約50aの杉玉を取り付けた。
複式学級の指導法知る 美麻小中学校で公開授業
 来年度、正式に小中一貫校として、文科省の推進するコミュニティ・スクール制度を取り入れる大町市美麻小中学校(塩原雅由校長)でこのほど、算数・数学の公開授業が行われた。信州大学教育学部教授で教育方法学を専門とする伏木久始教授が、6・9年(中3)の授業を見学し、同校の教諭らに学習方法などを指導した。
 6年生の教室では、12人の児童が同校の梨子田稔子教諭と丸山哲由教諭の指導を受け、伏木教授率いる学生・研究生のほか、同校の教諭やコミュニティ・スクール推進委員などがその様子を参観した。
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11月の一覧
かえで保園児と交流 大町 悠悠館の利用者

 大町市相生町のNPO法人ふきのとう(松山芳久理事長)の宅幼老所「悠悠館」で21日、同地区のかえで保育園の年長児らを迎えた交流会が開かれた。14人の利用者らが、普段散歩で訪れることの多い、近隣の保育園児らとゲームや手遊びなどで交流、プレゼント交換などで親睦を深めた。
一年の集大成で熱演 白馬 山の音楽家コンサート
 白馬村、小谷村、大町市の愛好者でつくる吹奏楽団「山の音楽家」はこのほど、第26回定期演奏会チャリティーコンサートを白馬村のウイング21で開いた。村内外から約400人の聴衆が来場。団員の1年の集大成となる、熱の入った演奏に聴き入った。
 古き良き時代の西部劇映画のテーマをメドレーにした「アメリカングラフィティ」、「テキサスの赤いバラ」をはじめ、大ヒットした連続テレビドラマの主題歌など、幅広いレパートリーを披露。
 バックスクリーンに曲にあわせた画像や名場面を映し出し、目でも楽しんでもらえるよう、ステージに工夫を凝らした。聴衆は生演奏を楽しみながら名場面を思い返し、曲を口ずさんだり、手拍子を打ったりして盛り上がった。
新そば振る舞い味わって 大町八坂でみさか利用者に
 大町市八坂の「体験館そば処八坂」(北澤千代司代表)は19日、八坂総合福祉センターみさか(丸山喜彦館長)の利用者に新そばを振る舞った。地元・三原高原で育ったそばの味を楽しんだ。
 そばの振る舞いは、店舗を訪れてそばを食べる機会が少ないデイサービスの利用者に地元で収穫されたおいしいそばを食べてもらいたいと同館が平成23年から行っている。
ヤマザクラ250本植樹 会染・池田保園児力合わせ
 池田町の会染・池田の両保育園の園児と保護者による植樹活動がこのほど、町クラフトパーク南側の斜面で行われた。合わせて約240人の園児とその保護者らが参加し、ヤマザクラ約250本を植えた。
 大北森林組合の荻窪善明さんが植樹のやり方を指導した。親子で力を合わせ、スコップで穴を掘り、苗木を入れて土をかけて踏み固めた。園児の名前と思い思いの絵を描いた支柱を立てた。「大きく育ちますように」と手を合わせる親子の姿や、子どもと一緒に記念写真を撮る姿も見られた。

2013年11月22日(金)付