天然雪でシーズン幕開け 白馬五竜、八方尾根スキー場オープン
 大北地域のスキー場のトップを切って22日、白馬村の白馬五竜スキー場と八方尾根スキー場がそろって今季の営業を始め、北アルプス山ろくの天然雪でのスキーシーズンが幕開けした。同村では11月のスキー場オープンは3年連続となり、関係者は「幸先の良いスタートが切れた」と活気に沸いている。
 白馬五竜スキー場はアルプス平ゲレンデで約1bの積雪量となり、アルプス平パノラマコースが滑走可能となった。コースはふかふかのパウダースノーで、シーズン初めとは思えない絶好のコンディション。インターネットのフェイスブックや口コミなどで情報を知り、開業を待ちかねたスキーヤーやスノーボーダーらが、ゴンドラ運行前から長蛇の列を作り「天然雪100lの滑りは最高です」と、笑顔で初滑りを楽しんでいた。
育てた米でもちつき 大町西小5年が収穫祭
 市立大町西小学校(梅牧力校長)の5年生と保護者らが22日、校内で、秋の実りに感謝する収穫祭を行った。児童ら48人が育てたもち米約40`を使い、きな粉やゴマ、のり巻きなど8種類のもちと豚汁を親子で作り味わった。
 学年ごとに年1回開く「親子レクリエーション」で収穫祭を楽しもうと、PTA学年委員会(吉澤陽子委員長)が企画。持ち寄った野菜を刻んだり、もちのトッピングを作るなど、親子で収穫祭に向け準備を進めた。
 もち米は、学校近くの田んぼで子どもたちが育てたオラガモチという品種。総合的な学習の時間を利用し、泥だらけになりながらの代かきや田植え、草刈り、稲刈り、はぜかけなどを体験した。
安心安全な農作物を 松川GAP協会田川さん講演会
 松川村は19日、より良い農業のやり方についての講演会「安全・安心な農作物の生産を目指して」を村役場で開いた。良い農業の実践の規範となるGAP(Good Agricultural Practice)普及の第一人者の?日本生産者GAP協会理事長の田川隆一さんを講師に、20人余が参加し、より良い農業について学んだ。
 田川さんは、農作物の国際化が進む中で、信頼に基づく地域農業の品質が大事と強調。豊富なデータをもとに、農業が環境に及ぼす影響や危険性を指摘した。生産者がリスクを認識し、改善しなくてはならないと繰り返し述べた。参加者は、生産現場での問題点を写真を見ながらグループごとに話し合い、リスク予防についての理解を深めた。
遭難事故多発に備え 大町で山岳救助訓練研修会

 県警山岳遭難救助隊や遭難対策協議会隊員の山岳遭難救助技術研修会が20日から22日まで、大町市内や長野市内で行われた。県内各地から69人の隊員らが参加。救助技術の基礎を学び、県内で昨年より件数、死者数が増えている山岳遭難事故に備えた。
 研修会は隊員同士の連携、意思疎通を図り、安全な救助活動ができるよう年2回、基礎訓練や冬山訓練を行っている。近年は山菜採りなどから遭難にいたる里山での遭難事故も増えているといい、初めて一般の警察官も事故に対応できるよう7人が参加した。
シーズン最後半在家優勝 池田ゲートボール秋季大会
 池田町ゲートボール協会(臼井通浩会長)の今シーズン最後となる大会「第33回秋季大会」がこのほど、池田町の農村広場グラウンドで開かれた。町内11チームが出場、半在家チーム(浅田喜一主将)が締めくくりとなる大会を制した。
 同大会は、予選リーグと決勝トーナメントで争われた。時折り吹く突風で、ボールの転がりが安定しない悪条件のなかでも、選手たちは動じることなく的確なショットを放っていた。
 決勝トーナメントに進出したのは半在家と中島南、中島北の3チーム。決勝は、中島南との接戦をものにした半在家と中島北が対戦。20対12のスコアで半在家が優勝に輝いた。
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11月の一覧

2013年11月23日(土)付

激しいラリーで熱戦 県スポ少中信バド大会
 平成25年度県スポーツ少年団中信地区バドミントン交流大会がこのほど、大町市運動公園総合体育館で開かれた。同市八坂、豊科、明科、波田の4団から約70人の小学生が参加、大人顔負けのラリー戦に会場は盛り上がった。
 同大会は個人戦と団体戦で、いずれもダブルスで争われた。中信地区スポーツ少年団連絡協議会と大町市スポーツ少年団が主催。
 個人戦1・2年の部に出場した八坂バドミントンスポーツ少年団に所属する八坂小2年生の森谷優斗くん、北沢青空くんペアは、初戦、準決勝と勝ち進んだ。、決勝戦は惜しくも敗れてしまったものの「どんまい」と互いを励まし合い善戦した。