災害時想定し調理 八坂の男女共同参画
 大町市八坂の八坂地区男女共同参画事業「限られた食材で美味(おい)しく食べるには」がこのほど、八坂保健センターで開かれた。地区の男女13人が参加し、男女が協力しそれぞれの個性、特性を生かしながら災害時のような限られた食材で調理。親交を深めながら災害に備えた。
 災害時を想定し、2グループに分かれて用意された常備野菜や粉、缶詰、調味料などを使って調理に取り組んだ。参加者それぞれがアイデアを出し合い、調理、盛り付けなどの役割分担をしながらお好み焼きや煮込みうどん、漬物などさまざまな料理を仕上げていった。料理完成後は参加者同士歓談してこれからの男女共同参画社会について話し合いながら交流を深めた。
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11月の一覧
初実践の場で腕試し 囲碁入門講座修了生大会
 大町市のアルプス囲碁村推進協議会や日本棋院大町支部が主催する囲碁入門講座修了生が一堂に会した大会が23日、東町の囲碁村会館であった。子どもたちを中心に約40人の修了生が実力ごとに分かれ腕を試した。
 4か月ほどに及んだ講座の修了生たちは、初の実践の場にも動じることなく、冷静な一手を打っていた。
 大会後は、参加児童の保護者らが手づくりしたやきそばを囲んだ交流も行われた。
最後のフリマ市 大町温泉郷バザール小町
 大町市大町温泉郷のバザール小町(寺井篤樹代表)は、5回目の手しごと・フリマ市を23、24の両日、同店駐車場で開いた。12月1日の閉店前の最後のフリマ市。閉店セールも行われ、店内ともに大勢の来場者で活気づいた。
 多肉植物を使ったアート・アルペンセダムや切り絵アートのワークショップ、手打ちうどんの出店やこの時期ならではの毛糸の小物など、大町市を中心に22店舗が出店しにぎわった。同イベントを今春に立ち上げた事務局の立花千晶さんは、認知度もアップしこれから、という矢先の移転を残念に思う一方で、「移転後も温泉郷のイベントとして浸透してくれれば」と願っていた。
そば打ち名人目指して 大町市 平公民館で講座スタート
 大町市平公民館・女性未来館ピュアはこのほど、、そば打ち講座をスタートした。同公民館を利用するそば打ちのサークル「そば華会」の会員で、宮田町の小山守彦さんを講師に、9人の参加者が、そば打ち名人を目指して、5回の講座を受講する。
 初回は、講義を交えたそば打ち作業を見学し、参加者それぞれが二八そばを打った。参加者らはメモを手に、そば打ち歴15年の小山さんの熟練の手さばきに見入っていた。
実りの秋に感謝 白馬北小で収穫祭
 白馬村の白馬北小学校の5年生57人はこのほど、生活科の授業の米作りのまとめとして恒例の「収穫祭」を開いた。保護者とともに自分たちが育てたもち米や地場産野菜を使ってもちつきをしたり豚汁を作り、実りの秋に感謝した。
 もちつきは臼ときねの昔ながらの方法で行った。重いきねを振りあげて威勢良くもちをついた。豚汁は学校の畑で採れた野菜をたっぷり入れた。全員が協力して手際よく調理を進め、秋の味覚が満載の収穫祭のごちそうが完成した。
特産品 施設訪ね理解 大町南小3年が養豚場見学
 市立大町南小学校(手塚善雄校長)の3年生がこのほど、社会科の授業で、大町黒豚を育てている常盤須沼の飯嶌養豚場と、松田乳業での工場見学を行った。2クラス49人の児童が、地域の特産を生産する2施設の見学を通して、働く人々の願いや工夫を知り、理解を深めた。
 飯嶌養豚場では、生産者の飯嶌楯雄さんが子豚や母豚などの豚舎を案内した。豚舎では「かわいい」と口々に児童から声が上がり、生後3日の小さな子豚を抱いたり、大根の葉などを子豚に与えていた。

2013年11月26日(火)付