長寿でつながり交流へ 松川女性日本一北中城村が視察
 厚生労働省がことし発表した全国の平均寿命で、男性長寿日本一になった松川村(82・2歳)に27日、女性長寿日本一になった沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん・89歳)の議会が視察研修に訪れた。両村の健康増進活動について意見を交わし、友好都市提携を視野に、長寿でつながる新たな交流へ期待を込めた。
 視察研修に訪れたのは北中城村議会建設文教委員会の5人。松川の議会議員、平林明人村長をはじめとした村職員が出迎えた。平林村長は歓迎とともに「男性長寿日本一の松川と女性長寿日本一の北中城村。協定など打診するなか、来年のうちには友好体制を整えたい。長い付き合いをさせてもらいたい」と今後の交流に積極的な姿勢を見せた。
弁当づくりに挑戦 常盤公民館 男性の料理教室
 大町市常盤公民館で24日、男性のための料理教室「お弁当づくり」が行われた。男女共同参画の一環で、弁当づくりなど女性が何気なく役割分担される日常の家庭生活を考える機会として開催。20代から70代まで幅広い世代の男性約30人が参加、女性の日ごろの苦労に感謝しながら弁当づくりに挑戦した。
 参加者たちは、大北食生活改善推進協議会常盤地区メンバーの手ほどきを受けながら鶏そぼろや炒り卵、ほうれん草のごまあえ、金平ごぼうなど弁当を彩るおかずを手づくりした。初めてともいえる料理に悪戦苦闘していた。
 市男女共同参画コミュニケーターの宮永玉子会長も会場を訪れ、互いを思いやる男女共同参画の精神など伝えた。
地区住民がふれあい 大町市旭町でそば打ち講習
 大町市旭町公民館(山崎一彦館長)主催のそば打ち講習会と試食会が24日、同公民館で開かれた。子どもからお年寄りまで3世代の地域住民40人余が参加し、新そばを味わいながら親睦を深めた。
 地元産のそば粉を使い手打ちそばの技術を学ぶとともに、おいしい新そばを満喫してもらおうと、8年前から毎年開催している。
 初めての参加者には、これまで毎年講習を受け技術を習得した公民館役員が講師を務め、粉の練り方や延ばし方、切り方など、一連のそば打ちを指導した。
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11月の一覧
カヤ運び出しトレーニング 白馬高スキー部員作業に汗
 白馬村の白馬高校スキー部選手約30人がこのほど、トレーニングの一環として、小谷村中土のかやぶき職人・松沢朋典さんが刈り取った、かやぶき屋根の材料となるカヤの運び出し作業を手伝った。
 松沢さんは昔ながらの伝統的かやぶき民家を維持するための資材確保として、毎年秋に家族や地域住民の協力を募り、カヤ刈りを行っている。
 学生時代は同校スキー部に所属し、カヤ運びが筋力強化に効果的と実感しており、作業を通じてスキー部の支援をしようと、毎年運び出し作業をスキー部に依頼している。ことしも遠征中の部員を除く全部員が参加した。
ソフトで国際親善と交流 白馬チームスローピッチ大会参加
 白馬村のスローピッチ・ソフトボールチーム「メイジャ・マクレ・白馬」(池田光夫監督)はこのほど、栃木県益子町で開かれた第15回益子ジャパンカップ国際親善ソフトボール大会に出場し、対戦チームの選手らと交流した。
 海外を含め全国から60歳以上の選手で編成した15チームが参加。予選リーグ戦と上位による決勝トーナメントで練習の成果を競った。白馬はリーグ戦で、優勝した台湾の嘉義チームに敗れたものの、フレンドシップ戦では大阪、東京、栃木のチームに3勝と健闘した。
 台湾チームからキーホルダーが贈られるなど友好と親善を深めながら、健康と生きがいづくりをねらいにプレーを楽しんだ。

2013年11月28日(木)付


モミの木ツリーお目見え 大町図書館ムード盛り上げ
 クリスマスまで残り1か月をきった26日、市立大町図書館(伊藤悦男館長)に、本物のモミの木を使ったクリスマスツリーがお目見えした=写真。モールやオーナメントで飾られた華やかな雰囲気が、来館者らのクリスマスムードを盛り上げている。
 モミの木は、同市常盤のやまと種苗園が搬入した。3bを超す大きなもので、クリスマスの12月25日まで展示予定。モミの木につるすためのカードを書く「サンタさんへのお願いコーナー」も設置される。