相互扶助の地域づくり 介護者の表彰も 白馬で社会福祉大会

 白馬村社会福祉協議会は24日、同村保健福祉ふれあいセンターで第26回白馬村社会福祉大会を開いた。「広げようボランティアの輪・互いを認め助け合う地域づくり」をテーマに、式典と多彩なイベントを実施。住み慣れた地域でその人らしく暮らすことのできる地域づくりについて考える機会とするとともに、多年にわたり社会福祉の増進や家族の介護に貢献した個人や団体を表彰した。
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11月の一覧
ベトナムの春巻き 日本語講座受講生が料理教室
 大町市大町公民館で24日、日本語講座を受講する外国人が教える料理教室が開かれた。ベトナムの受講生9人が、ネム(揚げ春巻き)とネムソァン(生春巻き)の調理を指導、参加者約10人が調理や試食などで交流し、本場の味覚を堪能した。
 揚げ春巻きを作るテーブルでは、炒めた豚肉やニンジンなどの野菜に短く切った春雨を混ぜ込み、ナンプラー(魚しょう)で味付けをした具を米粉で作った皮、ライスペーパーで包みフライパンで揚げ焼きにした。会場には、外国語や、扱いの難しいライスペーパーを相手に奮闘する参加者のにぎやかな笑い声が響いていた。
防犯や交通安全学ぶ 常盤清水百寿会が講習会

 詐欺や交通事故が増える傾向にある年末に向けて、大町市常盤清水地区の老人クラブ「百寿会」(佐々木敬次会長)は25日、大町署員による、防犯、交通安全の講習会を清水公民館で開いた。地区内の11、12月生まれを祝う誕生会で行われた講習会で、約20人が最近発生している詐欺や交通事故の傾向、身の安全を守るための方法を学んだ。
来夏「食とアート」イベント 大町食と観光研北川氏招き
 大町市の「信濃大町食と観光研究会」(水久保節会長)は28日、アートディレクターの北川フラム氏=東京都=を招いた意見交換会を市役所で開き、「食とアートの廻廊(かいろう)」をコンセプトに来夏に地域の魅力をアートで演出するイベントを実施する方針を示した。
 事務局ではこれまでの研究を振り返り、大町の魅力を「水」をテーマに、アートを用いて一体的に見せるイベントを計画。建物の床下を流れる町川や男清水・女清水など、まちなかの水辺をメーンに食のおもてなしを実施。湖や森林、温泉郷や国営公園などの周辺の資源をサテライトとした「おもてなしツアー」を提案した。
冬の風物詩野沢菜漬け込み 大町温泉郷 観光客らも体験
 大町温泉郷横の広場で27日、信濃大町お葉漬け隊(曽根原叶子隊長)による野沢菜漬けの講習が行われた。信州の冬の風物詩、野沢菜の漬け込みを、楽しく協力してやろうと毎年実施している。
 曽根原隊長は「若い人は知らない人も多い。お年寄りの方も1人で漬けるのは大変。ここに来てみんなで楽しく漬けてほしい」と話し、軽トラックに積まれた大きなタンクから温泉水をくみ、みずみずしい野沢菜を洗っていた。
 会場では手軽な切り漬け体験も行われ、土産に漬けて持ち帰る観光客の姿もあった。
大町北小児童が米販売 まごころ市場大盛況
 大町市の大町北小学校の5学年児童はこのほど、同市十日町の直売所「まごころ市場」で開かれた感謝祭でもち米の販売を行った。ことし初めての試みで、自分たちで育ててきたもち米を販売。販売開始前から長い列ができる盛況ぶりで、子どもたちが元気よく接客した。
 販売したもち米は、同学年が総合学習で育てたもの。これまで、学校給食や収穫祭で味わうなどしていたが、地域とふれあう機会をつくろうと直売所での販売が計画された。

2013年11月29日(金)付