白銀の世界白馬≠ノ感動 インドネシア旅行関係者が視察
 長野県・岐阜県・富山県の観光関係者でつくる中部山岳広域観光推進協議会の招きでこのほど、インドネシアの旅行会社の関係者4人が来日した。成長著しい東南アジアからの観光客誘致に、優れた特色ある観光資源をもつ3県が連携して、観光広域ネットワークの形成・観光振興をはかる事業の一環。21、22の両日は長野県を訪れ、立山黒部アルペンルートから白馬村に宿泊し、安曇野市、松本市の主要な観光地を視察した。
お年寄り招待し交流 大町市常盤「ゆずり葉の会」
 大町市常盤上一の地域ボランティアグループ「ゆずり葉の会」(中島節子会長)は26日、地区のお年寄りを招待した交流会を常盤公民館で開いた。会員やお年寄り約60人が参加して、恒例の手作りおはぎを中心とした料理の振る舞いや歌謡ショーを楽しみ、交流を深めた。
 同会は、毎年末に独居老人宅へおせちを配送する活動などを行っている。同会のおせちを利用しているお年寄り同士や会員らが交流する場を設けようと毎年交流会を開いている。
熟練技術の正月飾り 大町老連がわら工芸教室
 大町市老人クラブ連合会のわら部会(三原展夫部会長)は29日、本年度第1期のわら工芸教室を大町市役所敷地内の市消防団詰め所で開講した。年の瀬を前に、地域のお年寄りや公共施設に贈る正月飾りを熟練の技術で制作している。
 昔からのわら細工の技術を伝承しようと、同部会では年2回の教室を開催している。第1回は12日まで、地域の独居老人約250世帯や、大町公民館分室などの公共施設に贈る正月飾りの輪締めや玄関飾りを制作。市役所には門松を作り、寄贈する。初日は17人が、市内の農家から譲られたわらを手慣れた手つきでない、初心者もベテランに教わっていた。
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11月の一覧
ツリー飾りXマス気分 大町幼稚園児が駅構内で
 クリスマス気分を盛り上げようと、JR信濃大町駅(赤羽裕文駅長)の構内に設置された本物のモミの木のツリーに29日、同市東町の大町幼稚園から年中・年長児25人が訪れ、飾りつけが行われた。
 信濃大町駅と同園は、七夕の飾りつけなど年間を通して交流がある。駅職員らの手をかりて園児たちは、プラスチックコップを使って手作りしたツリー型のオーナメントや、折り紙の赤い靴下、金銀、色とりどりのモール、綿の雪などを飾った。
 朝は氷点下まで冷え込み、園児らは冷たい風に手を震わせながら作業。駅職員らが用意したお茶で体を温め、午前11時47分着、51分発のリゾートビューふるさと号を見送った。飾り終えたツリーの前に、持参した色とりどりのポンポンを手にした園児が並びにぎやかなムードに。駅職員らは「毎日来てほしいぐらい」と、笑顔で見守っていた。
森林保全の認識深める 松川小4年炭焼き体験
 松川村の松川小学校4年生児童(103人)は28日、同村西山山麓に広がる馬羅尾高原で炭焼きを体験した。高原内で切り出されたコナラの間伐材が炭として再利用されていることなど自身の目で確かめながら、森林保全について認識を深めた。
 炭焼き体験は総合的な学習の時間の一環として行われた。村が管理する同高原炭焼き小屋に到着した子どもたちは、炭焼き職人の説明に耳を傾け、間伐材が炭になる工程や種類、消臭など炭の持つ効果など学んだ。

2013年11月30日(土)付