園児 頭脳戦繰り広げる 大町アルプス囲碁ポンヌキ大会
 大町市のアルプス囲碁村推進協議会と保育園囲碁委員会は30日、「第12回アルプス囲碁ポンヌキ大会」を常盤公民館で開いた。市内の保育園と幼稚園9園から出場した年長児64人が優勝を目指し、碁盤を挟んで日ごろの練習の成果を競い合った。
 大会は囲碁を通じた青少年の育成を地域づくりにつなげようと、開かれている行事だ。協議会の普及員に、碁石を使ったゲーム「ポンヌキ」を学ぶ園児たちが、8ブロックのリーグ戦と決勝トーナメントに挑戦。家族や園職員らが見守るなか盤上に碁石を並べ、囲んで奪い取った石の数で勝敗を競った。
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12月の一覧
トロリーバスに99万人 アルペンルート最終日イベント
 立山黒部アルペンルートは30日、今シーズンの営業最終日を迎えた。扇沢駅では同日、感謝イベントが行われ、訪れた人々に感謝の気持ちを込めたプレゼントを手渡した。本年度の入り込みは目標の100万人回復には届かなかったが、昨年から10万人以上を伸ばした。
 感謝イベントでは、市観光協会関係者や「くろにょん」がトロリーバス下車客を出迎え、地元産リンゴや黒部ダム関連グッズなどをプレゼント。観光客は「いい天気で雪もきれいでした」と最後の日を楽しんだ様子だった。
友好都市台湾知る 松川中2年 派遣を前に研修会
 松川村は平成25年度松川村友好都市中学生派遣事業として来年3月、4泊5日の日程で、松川中学校2年生を友好都市協定を結んだ台湾鹿港(ルーカン)鎮に派遣し、現地の中学生らと交流を行う。参加する生徒18人を対象に、第2回事前研修会を29日、同校で開いた。
 生徒らは、台湾で交流する日本と現地の学生の様子を追ったビデオを興味深げに観賞し、鹿港鎮の歴史や文化、習慣などについて学んだ。現地の中学生と交流したい内容について、グループごとに話し合い、発表した。折り紙や現地語で自己紹介をするなどのアイデアを出し合った。
音楽通じ親子の絆築く 白馬子育て支援ルーム「唱歌の会」
 白馬村の子育て支援ルームはこのほど、村内で音楽教室を主宰する柳沢真子さんと音楽仲間の上村洋子さんによる「唱歌の会」を開いた。音楽を通じて子どもたちの情操をはぐくみ、親子の絆を築く恒例行事。春夏秋冬、季節にあわせて実施している。同村の豊かな自然にちなみ、晩秋から初冬の楽曲を中心に、子どもたちと歌ったり踊ったりした。
 「どんぐりころころ」「まっかなあき」など、親子で歌いたい曲、伝えたい曲を中心に選曲し、美しい歌声を披露。歌の合間には鈴を使って歌に合わせて手や膝をたたきながら、全員でリズムを刻んだ。「あわてんぼうのサンタクロース」など、クリスマスにちなんだ歌も披露され、親子はひと足早いクリスマス気分を満喫していた。
白馬にジャズの調べ 蓼科高のクラブチャリティーコンサート
 白馬村のウイング21ホールでこのほど、蓼科高校ジャズクラブによるチャリティーコンサートが開かれた。地域活性化と青少年の健全育成を願い、白馬ロータリークラブ(石田弘行会長)が同クラブ発足40周年記念行事として白馬高校と共催した。村内外から多数の聴衆が訪れ、ジャズの調べに酔いしれた。
 同クラブは映画「スウィングガールズ」のモデル校の一つとなったことで注目を集めている、高校生のクラブ活動としては県内唯一のジャズクラブ。近年は海外公演も行い、高い評価を得ている。
 コンサートではジャズの親しみやすいスタンダード曲をはじめ幅広いレパートリーを披露。次世代を担う若者の、格式や形式にとらわれないピュアな演奏に、聴衆は手拍子を打ったり口ずさんだりして楽しんでいた。

2013年12月1日(日)付