特産品でピクルス作り 小谷村商工会6次産業化へ試作

 小谷村商工会が展開している、農商工連携の農林産加工品の6次産業試作化の取り組みの第2回目がこのほど、村役場で開かれた。食と農のマーケティング支援を行う、キースタッフの内藤善次郎さんを講師に、特産品を利用したピクルスの作り方について学んだ。
新しいお札でよい年に 大北の各神社で大麻頒布祭
 年の瀬が近付き、大北各地の神社で「大麻頒布祭」が開かれている。大町市常盤の泉神社では11月30日、常盤地区5社の合同祭事が開かれた。
 常盤地区5社の氏子総代36人が参列し、神事でお札に玉ぐしをささげた。伊勢神宮の天照大神の神宮大麻と、各神社にまつられた氏神の御神札計約1200組が総代に分けられた。
 1日には松川村の有明山社で行われ、6日には池田町の八幡神社で行われる。
犯罪被害者支援周知PR 大町でNPOが広報活動
 県内の犯罪被害者やその家族の支援に取り組んでいる「認定NPO法人長野犯罪被害者支援センター」の活動を周知する広報活動が11月29日、ビッグ信濃大町店で行われた。同センター職員や大町署員らが電話相談などの支援活動をPRした。
 センターは平成11年に設立。犯罪や事故の被害者、家族に対して電話相談や面接相談、病院や裁判所への付き添いをする「直接的支援」などの支援活動を行っている。「犯罪被害者週間」(11月25日〜1日)にあわせて、松本市、飯田市など県内22か所で啓発活動を行った。
防災学習成果を発表 松川中3年「命を守るプロジェクト」
 松川村の松川中学校(小幡泰俊校長)3年生は、総合的な学習の時間「命を守るプロジェクト 防災」の学習成果の発表会をこのほど、校内で開いた。松川村の防災、長野県とその周囲の県の防災、東日本大震災とその後の状況の3つをテーマに、各クラスが学習した成果をスライドなどを用いて発表した。
 松川村の具体的な施策や役場の災害時の対応、県内外の過去の災害被害状況や身を守るためのポイントなど、調査結果をもとに発表した。東日本大震災の被害を受けた中学校の被害状況や災害を風化させないための活動内容などを紹介。発表した生徒らは、普段からの備えの大切さや3・11に感じた衝撃を次の世代に伝えていく重要さなどを述べ、防災意識の大切さを呼びかけた。
地域を花で彩り活性化 白馬 ガーデニングの表彰式
 白馬村の「松本しんきん信白会」(中村茂会長)主催による、平成25年度ガーデニングコンテストの入賞者がこのほど決まり、松本信用金庫白馬支店で表彰式が行われた。
 同会は松本信用金庫白馬支店の支援者らで構成。地域を花で彩り、村内を活性化する活動に寄与している。コンテストは地域の花愛好家を奨励し、花と一体となった村づくりをめざし毎年実施している。
 ことしは6月から10月まで花づくりを楽しむ人の参加を募り、同会ガーデニング経営研究委員会のメンバーが春から秋に咲く、自宅や店舗、事務所の花壇・ガーデン・寄せ植え・ハンギング作品などに対し、現地審査を行った。全体の調和と美しさ、白馬の自然景観との協調性、アイデア・バリエーション性など、厳正に審査した結果、4つの宿泊施設や地域団体が高い評価を受け、表彰された。
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12月の一覧
食卓囲み世代間交流 大町市おおはらそば祭り
 大町市大原町の住民でつくる「おおはら21ファーム」(宮田富吉会長)は1日、「おおはらそば祭り」を大原町公民館で開いた。子どもから高齢者まで約130人が集まり、「打ちたて、ゆでたて」のそばを囲みながら、世代間の交流を深めた。
 そば祭りは同会の農業従事者が栽培したソバを活用し、地域の絆を強めようと、毎年行われている。ことしは収穫前の雨の影響で収量が落ち込んだものの、味は上々の出来栄えという。
 会場では地元の名人たちが住民の目の前でそば打ちを披露。新ソバで作ったそば切りや薄焼きと、唐揚げなどがテーブルに並び、子どもたちが「おいしい」と顔をほころばせていた。地元農産物があたる抽選会なども行われ、イベントを盛り上げた。

2013年12月4日(水)付