七色大カエデ守れ ファンの力借り保全活動 池田町

 老木化に伴い枝折れなど懸念される池田町大峰高原の「七色大カエデ」で4日、大北森林組合による枝折れ防止作業が行われた。現地に今年設置した募金箱に集まった協力金を初めて活用した作業で、県内外の多くの大カエデファンの力を借りた保全活動が始動した。
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12月の一覧
年末前に安全呼びかけ 大町上橋で交通指導所開設
 年末の交通安全運動(31日まで)にあわせて県交通安全運動推進北安曇地方部は2日、交通指導所を大町市高瀬上橋待避所に開設した。ドライバーに交通安全の啓発グッズを配り、運転ルールやマナーの向上を図った。
 指導所には、北安曇地方事務所職員や大町署員、市内企業のヤングドライバークラブ連合会クラブ員など約50人が参加。ドライバーにチラシとともに反射材や蛍光たすき、カイロを配りながら「交通安全運動をしています」「運転お気をつけて」などと声がけし、安全な運転を呼びかけた。
小中生柔道と剣道競う 大町市教委B&G杯武道大会
 大町市教育委員会は1日、第35回B&G会長杯争奪少年武道大会を仁科台中体育館で開いた。柔道と剣道の2種目に、大北安曇野の小中学生約50人が出場し、優勝を目指して日ごろの練習の成果を発揮した。
 大会は昭和54年、平地区のB&G海洋センター体育館完成を記念して始まり、武道を通じた青少年の健全育成を図ろうと続いている。ことしは体育館の耐震改修工事のため主会場を移して開催。選手たちが気合の入った掛け声を会場に響かせていた。
おおまぴょんに年賀状送ろう 大町市 抽選でプレゼント当たる
 「みんなでおおまぴょんに年賀状を送ろう」。大町市のPRに1年間奔走した市公式キャラクターの「おおまぴょん」は「来年もたくさんの年賀状が届くといいな〜」と自分宛ての年賀状を募っている。年賀状を送った人には抽選でぬいぐるみセット(1人)、マスコットセット(10人)の豪華賞品が当たる「お年玉プレゼント」企画もある。
 ゆるきゃらグランプリの票数やホームページ閲覧数が増加していることなどから企画した。年賀状送付者全員におおまぴょんから返信の手紙が届く。年末にあわせて、市ホームページ「おおまぴょんの部屋」では、年賀状イラスト3種とクリスマスカード用1種のデザインもダウンロードできるようにした。
地域の特産学ぶそば打ち 大町八坂中1年初の技能実習
 大町市の八坂中学校(小口伸校長)で11月29日から、生徒らが育てた八坂産のそば粉を使ったそば打ち技能実習が実施されている。地域の特産を学ぶ「そば学習」の一環。
 夏休み前に行ったソバまき、10月のソバ刈りと脱穀など、年間を通してそば学習に取り組み、そば打ちは学年ごとに実施。2日は、今年初めてそば学習に取り組んだ1年生7人が、技能実習を受けた。
 体験そば処八坂(北澤千代司代表)の仁科宰知代さんを講師に、生徒たちは3班に分かれて作業。同校が10月から制度を取り入れている信州型コミュニティースクールのコーディネーターも支援に訪れ、小口校長らも傍らで生徒らとともにそばを打つなど、家庭的で和やかな雰囲気が漂っていた。
邦楽の調べ伝統に親しむ 池田の五葉会浄念寺で演奏

 池田町の邦楽グループ五葉会(横澤はま代表)は11月30日、「邦楽の調べ〜箏の音響く我が町に〜」を浄念寺で開いた。三味線音楽として知られる地唄を箏と三絃(三味線)、尺八で演奏した。約40人が来場し、伝統音楽に親しんだ。

2013年12月5日(木)付