ちひろの水彩技法学ぶ 松川の美術館でワークショップ
 松川村の安曇野ちひろ美術館はこのほど、ちひろ作品の特徴であるにじみ”の水彩技法を体験する秋のイベント「ちひろの水彩技法ワークショップ」を行った。今年最後のイベントに約30人が参加し、秋をイメージしたしおりをつくった。
 紙に赤・青・黄色の絵の具三色をにじませて作ったにじみ絵を、キノコやモミジ、リンゴ、手袋と帽子などの型を使って、思い思いに切り抜いて貼り、色とりどりのしおりを作った。
西小6年生が傍聴 大町市議会の一般質問

 大町市議会12月定例会は5日、一般質問最終日を迎えた。市立大町西小学校6年生63人が傍聴し、暮らしと行政の関わりについて学んだ。
 同学年は社会科で「暮らしと政治」について学び、東京都への修学旅行で国会議事堂を見学するなど学習している。国政の次は身近な自治体の議会運営に触れるねらい。
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12月の一覧
伝統もちつき楽しむ 大町のりんどう幼稚園
 大町市平借馬のりんどう幼稚園は3日、同園伝統のもちつきを行った。2歳から年長までの全園児41人が、年末行事のもちつきを楽しみ、小豆、きな粉、ゴマで味付けした三色餅などの昼食を食べた。
 PTAの役員や教職員の家族、同園の北原晋理事長などが応援に駆けつけ、地場産のもち米15`を、北原理事長宅で長年使っている木の臼ときねでつきあげた。
 小さな子どもたちは教諭に手伝ってもらいながらもちつきを体験。年中児は2人1組で協力してついた。もちつき経験3年目の年長児は、小ぶりのきねをひとりで持ち上げ、力いっぱい振り下ろした。周囲には「ヨイショ」の掛け声があふれていた。
仕事触れ税≠身近に 大町北高1年が職場体験
 大町市の大町北高校1学年(119人)の職場体験が3、4日の両日、市内や安曇野市などの企業38社で行われた。大町税務署(小笠原浩一署長)には3日、猪狩健人さんが職場体験に訪れ、税務署の仕事内容や税の仕組みなどについて学んだ。
 猪狩さんは税務署の組織構成や役割、税の仕組みなどを学び、実際に確定申告を体験。個人課税の相談や指導を担当している石田真也調査官が指導にあたり、例題をもとにe―Tax(国税電子申告納税システム)を使って申告書を作成した。
お寺を身近に感じて 池田の浄念寺でこども大会
 池田町の浄念寺で1日、松本浄土宗青年会主催の第38回こども大会が開かれた。子どもたちにお寺を身近に感じてもらおうと、さまざまなプログラムを行った。園児から小学生まで40人以上の子どもが参加し、お寺に親しんだ。
 読経や数珠繰り、写仏、僧侶によるパネルシアターなどが行われた。子どもたちは、お釈迦様が悟りをひらくまでの話に熱心に耳を傾けた。最後は夕日に向かって合掌し、念仏を唱えた。腕輪数珠やお守りをお土産に持ち帰った。

2013年12月6日(金)付