2013年12月８日付

大町に絆のハーモニー響く　ゴスフェス華やかに幕下ろす
　大町市にゴスペルシンガー・亀渕友香とボイス・オブ・ジャパン（ＶＯＪＡ）や県内外の音楽グループが集う祭典「ゴスフェおおまち２０１３ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ～ゴスペル＆ハーモニー～」（大糸タイムスなど後援）は７日、大町市文化会館で開いた。歌を通じてつながる仲間たちの絆の祭典が、最後の花を咲かせた。
　オープニングでは、結成20年を迎えるＶＯＪＡが登場。ＭＣでは「ありがとうと感謝しかない。大町で絆をつないだ仲間が歌います」と話し、プロによる本物のハーモニーをホールに響かせた。

恋人の聖地にモニュメント　信大学生コンテスト向け見学
　恋人の聖地「北アルプスハートロード」として登録された大町市で、銘板を飾る「恋人の聖地モニュメント」のデザインを信州大学経済学部の学生が考える取り組みが行われている。７、８の両日、学生たちが大町市を訪れ、モニュメント設置箇所の鷹狩山や市内のスポットを見学した。
　信州大学連携事業として、学生にコンテスト形式でモニュメントのデザインと、それに合わせた地域振興のアイデアを考えてもらおうと企画。これから結婚の時期を迎える若者に、地元の固定観念を超えたアイデアを出してもらうねらい。
　経済学部では１年生から３年生まで、計７チームのグループが手を挙げた。アイデアをまとめ、春に発表会を兼ねた公開審査で選出。最優秀賞のデザインをもとに、市が来年度にモニュメントを設置する予定。

仲間に感謝しチーム巣立ち　松川北安南リトルシニア卒団式
　松川村の中学硬式野球チーム「北安南リトルシニア」の第５期生となる中学３年生の卒団式が７日、同村すずの音ホールで開かれた。加藤慎之輔君、奥原稜君、原祥貴君が卒団を迎え、３年間過ごしたチームでの活動や思い出を振り返りながらチームを巣立った。
　同チームは７年前に発足し、松川村や池田町のグラウンドを中心に活動している。現在１、２年生は同村や池田町、白馬村、安曇野市明科の22人が在籍し、活動している。
　式では、久保田稔会長から「のびのび力いっぱい試合をして１、２年生をリードしてくれた。これからも大きく飛躍を続けて」と激励とともに３人に卒団証書が手渡された。３人は高校でも野球を続けるという。

そば打ち技術　集中講義　白馬村公民館「はくば塾｣実践編
　白馬村公民館の人気生涯学習公開講座「はくば塾」の実践編がこのほど開かれた。同村のそば打ち名人、福島利文さん、福島政男さんを講師に、白馬産そば粉を使った二八そばのそば打ち技術を学んだ。ことしはそば打ちの技術をしっかり身につけてもらおうと、２日間に及ぶ集中講義を実施した。
　参加者はそば粉をこねてのばす「水回し」から、そば切りまでの工程を体験。要所要所でおいしいそばになるためのポイントの解説を聞きながら、手順を理解していった。少しでも技術を習得しようと、高い学習意欲と集中力で取り組んでいた。

中谷雪祭り実行委　村内各地でカヤ刈り　どんど焼き準備着々
　小谷村中土地区の「中谷雪祭り実行委員会」はこのほど、来春に予定している同祭のどんど焼きに利用する、カヤ刈り作業を村内各地で行った。
　雪祭りは正月のどんど焼きにちなみ、地域住民が総出で参加する同地区最大規模の冬のイベント。相当量のまとまったカヤが必要となるため、毎年この時期に多数の住民がカヤ刈り作業に参加している。