イスラム圏の誘客ねらい 白馬五竜観光協会地域連携受け入れ展開
 白馬村の白馬五竜観光協会は昨年から、経済発展が目覚ましい東南アジア、特にマレーシア、インドネシアなどイスラム圏からの誘客を目指し、イスラム教徒(ムスリム)受け入れのための「ムスリム・フレンドリープロジェクト」を展開している。
 プロジェクト関係では2012年5月から地域と宿、スキー場等の施設が連携し、マレーシア、インドネシアからの外国人観光客を地域全体で受け入れている。10日はマレーシアから8人の学校教諭らが訪れ、柏原孝至さんの営む古民家の宿・水車小屋に宿泊し、白馬の雪や異文化体験を堪能した。
 白馬に到着した一行は、白馬五竜スキー場や白馬ジャンプ競技場を見学。スキー場では白い雪に歓声を上げ、自国では見ることのできない白銀の世界に大きな感動を覚えていた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

12月の一覧
利用者ら80人楽しむ 池田町 高瀬荘クリスマス&忘年会
 池田町の特別養護老人ホーム高瀬荘(桑澤恵所長)で10日、恒例のクリスマス&忘年会が開かれた。利用者の家族や関係者80人余が出席し、年末のイベントを楽しんだ。
 結成以来、同施設にボランティア活動や寄付を行っている高瀬ライオンズクラブの勝家哲夫会長が、「ますます寒くなるので体調に気をつけて元気に過ごしてください」とあいさつした。同クラブから利用者へクリスマスケーキが振る舞われた。
 大町市の居酒屋養老乃瀧のスタッフによる「養老一座」が歌謡ショーを行った。着物姿の団員らが、扇子や刀を手に立ち振る舞い、粋なショーを披露した。利用者らは手拍子で音頭をとりながら、歌や踊りを楽しんでいた。トナカイやサンタにふんした職員らが、「ジングルベル」や「お正月」などの歌を披露し、会場を盛り上げた。
大町市 筋力向上で介護予防 いきいきトレーニング始まる
 大町市のJA大北平支所内にある北部地域包括支援センター(中村守所長)でこのほど、介護予防事業の高齢者筋力向上トレーニング教室「いきいきトレーニング《ファイト》」が始まった。
 65歳以上で、普段の歩行や立ち上がりなど、足腰に不安を感じている人が対象。第22期生6人が平成26年3月14日までの全25回の教室を通して、ストレッチ体操や機械トレーニングなどで筋力とバランス力を鍛える。
年末防犯対策呼びかけ 大町市内銀行前で特別警戒

 年末特別警戒期間中の13日、年金支給日にあわせてATM特別警戒が大町市の八十二銀行大町支店前で行われた。市内では先月、2件、合計1900万円の特殊詐欺が発生したばかり。大町署員や防犯活動を手助けする「セーフティサポートチーム(SST)」隊員、同銀行職員ら8人が犯罪が増えやすい年末に、特殊詐欺を中心とした防犯対策を呼びかけ、警戒を強めた。
両国結ぶ将来の懸け橋に アフガン高校生白馬高で研修
 国の国際交流事業「JENESYS(ジェネシス)2・0」の一環で、アフガニスタンの高校生が13日、白馬村の白馬高校を研修に訪れた。両国を結ぶ将来の懸け橋として、伝統文化や学校教育を体験しながら日本の生徒と親睦を深めた。
 訪日団はアフガニスタンの女子高2校の生徒ら約30人。11日から16日までの滞在期間中、イスラム教圏からの誘客に取り組む白馬五竜観光協会を受け入れ先に、ホームステイなどを行っている。
年末の防犯徹底啓発 大町 社地区の協会が呼びかけ
 年末特別警戒(31日まで)にあわせて、大町市の社地区防犯協会(中村俊二会長)は10日、防犯への注意を呼びかける啓発活動をビッグ信濃大町店で行った。同協会員、女性部やSST(セーフティーサポートチーム)約10人が参加し、犯罪の増えやすくなる年末の防犯徹底を呼びかけた。
 参加者は、夕方の買い物客でにぎわう店入り口で、「防犯協会です。防犯をしっかりしてください」などと声をかけながら、年末警戒のチラシや詐欺の電話か判断する「詐欺チェックシート」、ティッシュなどを配布。各家庭、個人で犯罪に警戒するよう促した。

2013年12月14日(土)付