コンクール受賞の米マリへ まつかわ農業小発送式と伝達式 松川村の松川小学校は16日、3年生89人が安曇野まつかわ農業小学校(村農業委員会・村営農支援センター主宰)で栽培したコシヒカリ180`を国際支援米としてアフリカのマリ共和国へ発送するための発送式と米・食味分析鑑定コンクール国際大会小学校部門特別優秀賞受賞の伝達式を行った。 米は子どもたちがアイガモ農法・無農薬栽培で田植えから稲刈りまで手掛けたもの。農業小学校の高田武校長は「思い出をしっかりと記憶して、経験したことのない人たちに伝えていってください」と期待を込め、松川小の森本浩正校長は「みんなが力を合わせた証し。努力の結果が賞状になった」と子どもたちをたたえた。 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.
年越し前にそば打ち各地で 松川 すずむし荘で日帰り体験 松川村のすずむし荘は16、17の両日、体験と食事と温泉をセットにした恒例の年末日帰り体験事業・そば打ちとしめ縄作りを行った。そば打ち体験には6人が参加し、プロの技に学んだ。 シンデレラ農園そば生産組合の平林定子さんと渡辺良枝さんが講師を務めた。村産のそば粉を使った二八そばを、実演を交えて手ほどきした。水回しは丁寧にぱらぱらになるように、生地はつるりとしてから100回こねる、切り幅は3aに24本などと、ポイントを押さえながらそば打ちの技を伝授した。 |
優しい味 手作りおせち 新日本婦人の会白馬支部 正月料理教室 新日本婦人の会白馬支部(長島かよ子支部長)はこのほど、正月料理を学ぶ料理教室を開いた。多数の会員が参加して、ことし1年の活動を振り返りながらひと足早い正月気分に浸った。 「ことしのおせちはできるだけ手作りで」を合言葉に料理名人の会員の指導で「伊達巻」「紅白なます」「田作り」など、正月の定番料理を作った。素材や手順に工夫を加え、健康とおいしさを追求した彩りも鮮やかな料理が次々に完成した。 |
美麻「がんばりやさん」招き会食 大町市の美麻地区社会福祉協議会が開いている美麻そば打ち教室は16日、本年度の全3回の講習を終えた。修了の証しとして、美麻総合福祉センター梨嶺に、同市名店街の共同作業所がんばりやさん利用者らを招き、会食交流会を実施。6人の受講生らが成果を披露した。 美麻新行のそば店経営・種山博茂さんを講師に昨年より行われている講座。そば打ちボランティア養成を兼ねており、修了後は新年度にコミュニティー・スクールとなる美麻小中学校でのそば打ち講師サポーターなどを務める。 |
正月準備で三世代交流 大町常盤上一公民館で 大町市常盤上一地区の三世代交流会が15日、同地区公民館で開かれた。毎年同時期に開いているもので、地区の子どもからお年寄りまで約150人が参加。正月に向けてしめ縄をつくったり、臼ときねでもちをつくなど伝統行事を体験しながら地域の交流を深めた。 参加者は地元産のわらを使っておやすやしめ縄などをつくり正月を迎える準備を整えた。親世代や子どもたちは、経験あるお年寄りらから正月飾りを飾る理由、いわれを教わりながら、わらのより方やコツを伝授され、真剣に正月飾りを仕上げていった。 |
大町市教委同和教育集会所で交流 大町市教育委員会は16日、同市常盤の同和教育集会所の恒例事業となっているそば打ち体験を開いた。互いを理解しながら差別のない地域を目指そうと毎年行われている体験に、市内から20人ほどが参加。そば打ちを習いながら交流を深めた。 施設は理不尽な差別を受けてきた被差別部落の現状を学び差別のない地域について考えようと、昭和54年に建設され、勉強会などが開かれてきた。施設の認知度向上や人権、同和教育の一環として数年前から市民を対象にそば打ちを開いている。 |
2013年12月19日(木)付