門松に無災害願う 十日会が大町消防署に寄贈
 北アルプス広域大町消防署正面玄関に、今年も高さ約4・5bの巨大な門松がお目見えした。地元の十日町の町民有志でつくるボランティア団体「十日会」が毎年製作、寄贈しているもので、無災害の年末年始を迎えられるよう願っている。
 同活動は、平成17年2月に大町市中央通り商店街で起きた大規模な火災をきっかけに、地域住民に火の取り扱いへの注意を呼びかけ、無災害を願って始まった。
ゆっくり亀さんで交通安全 大町安協がどんぐり保育園児に
 大町地区交通安全協会社支部(柳澤潤一支部長)は19日、交通安全を呼びかけようと社のどんぐり保育園(降籏恵子園長)の園児へ交通安全啓発のマスコット「ゆっくり亀さんの勝ち」を贈った。一足早い「クリスマスプレゼント」のかわいらしいマスコットを渡し、園児56人に安全な道路利用やチャイルドシートをすることなどを伝えた。
 マスコット「ゆっくり亀さんの勝ち」は同支部女性部(伊藤みや子部長)が製作したもので、車も亀のようにゆっくり走り、交通事故をなくそうとの願いが込められている。交通安全意識向上のため、毎年、地域の高齢者や園児に配っている。
地元リンゴでジュース 松川農村婦人の家手作り教室
 松川村営農支援センターは18日、村の農作物加工施設「農村婦人の家」で、地元の農作物を使った手づくり教室を開いた。村生活改善グループ協議会、農村女性生活マイスター協会メンバーなど10人が参加し、村産のふじ180`を使ったリンゴジュースをつくった。
 洗ったリンゴの芯をくり抜き、大型ジューサーですりつぶしたものを搾り、鍋で85度になるまで火にかけた。あく抜きしたものを消毒した瓶に詰め、栓をした。出来上がった約120本のフレッシュジュースを各自持ち帰った。緑町から参加した因幡恵美さんは「楽しかった。行程が分かってよかった」と子どもへの手土産を喜んでいた。
大型炭焼き窯完成祝う 大網炭焼きの会 住民やボラが火入れ式

 小谷村大網地区の「大網炭焼きの会」(北村健一代表)が造っていた炭焼き窯がこのほど完成した。大網地区に定住を決意した若者たちが地域に雇用を作って地域で働ける場をつくろうと企画した、林業による産業促進事業。完成にあたり、作業にたずさわった地域住民やボランティアらが多数参加して清めの儀式「火入れ式」を行い、炭窯の完成を祝った。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

12月の一覧
池田 安曇養護と老ク交流 正月準備にしめ縄づくり
 池田町の安曇養護学校(下川威校長)寄宿舎で18日、恒例のしめ縄づくりが行われた。内鎌地区の老人クラブ・延命会(田中一夫会長)のメンバー6人と寄宿舎生17人、職員らが参加し、しめ縄づくりを通して交流を深めた。
 しめ縄づくりは開校以来続く伝統行事で、わらは生徒と職員らがスベとりなどをして準備した。出来上がったしめ縄は、新年に備えて建物や各部屋の入り口に飾られる。
自由で楽しい作品にぎわう 大町いーずらで美麻小中学校展
 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は23日まで、美麻小中学校の児童・生徒による作品を展示中。
 将来なりたい職業や人間像、学校生活でチャレンジしたい身近な夢などを記した大きな「夢」の字が目を引く作品は、子どもらしい自由な発想がうかがえ、一つひとつじっくり読みたい楽しい出来上がり。
 書道や絵のほか、子どもたちが美麻について調べた成果や、地域の特産「ジビエ」学習への取り組み、ゆるキャラ作りなどをまとめた大型パネルも展示。
 ゆるキャラのミニチュアやペットボトルなどの空き容器を使った工作、木の枝や実で表現した作品など200点以上が会場をにぎわせている。

2013年12月21日(土)付