2013年12月24日付

オヤスとシャモジ作る　大町市　かえで保で３世代交流
　大町市の大町地区社会福祉協議会は19日、同市相生町のかえで保育園で、３世代わら細工交流会を開いた。同市老人クラブ連合会わら工芸部（三原展人会長）を講師に、年長・年中の25人と母親も参加して正月飾りのオヤスとシャモジを作った。
　伝統文化の継承と世代間交流を目的に、地区内の３つの保育園を巡回して行う恒例行事。核家族化が進む近年、家族内で伝えることが少なくなった正月のしめ飾り作りを通して、異世代間の交流を図る。

小谷来訪雪遊び交流　姉妹都市菊川から小学生ツアー

　小谷村の友好姉妹都市・静岡県菊川市が地元の小学生に募集した初事業の「小谷村スキー交流ツアー」の一行が21日から２泊３日の日程で同村を訪れた。絶好の雪質の栂池高原スキー場でスキーを体験し、村内の児童と雪遊びで交流を深めた。
　訪れたのは菊川市内の５、６年生児童17人。初日は小谷小学校の校庭で、地元児童と雪遊びを体験した。

もちつきで収穫祝う　まつかわ農業小学校
　松川村の安曇野まつかわ農業小学校（村農業委員会・村営農支援センター主宰）は、餅つきを兼ねた収穫祭を20日、松川小学校で行った。農業省関係者や役場職員、生活改善グループなどの女性グループから大勢が応援に駆けつけ、米づくりに携わった松川小３年生89人を交えて餅をついた。
　児童らが田植えから稲刈りまで手をかけた古代米シラゲモチ９升を用いた。昔ながらの臼ときねを使い、順番にきねを振りかざした。ぺったんという軽快な音とともに、「よいしょ！」「もっともっと！」と威勢のいい声があちこちで飛び交った。

大町産リンゴを料理　ちょうじや食体験講座
　大町市八日町の塩の道ちょうじやが開催する食体験講座は20日、大町リンゴを使った料理講座を施設内のコミュニティスペースで開いた。同市日向山のcafe forestの山形文子さんを講師に、地域特産のリンゴをさまざまに料理した。
　市内や県内などからの参加者12人が、すりおろした大町産サンふじをたっぷり１個使い、豚バラ肉をじっくり煮込む「豚のりんご角煮」と、フレンチトーストとアイスを添え、シナモンの香りをきかせたスイーツ「カラメルりんご」を調理。電子レンジで手軽にできるりんごバターのレシピも紹介された。

仲間と保護者に感謝巣立ち　大町リトル､リトルシニア卒団式
　大町市の硬式野球チーム「大町リトルリーグ」（若林眞次会長）と「大町リトルシニアチーム」（飯島健夫会長）は21日、合同卒団式を行った。リトルリーグから中学１年２人、リトルシニアチームから中学３年13人が卒団。保護者や在団生がチームからの巣立ちを見送った。
　会長や監督らが卒団生一人ひとりに終了証や記念品を手渡し、これまでの活動を写真に収めたスライドショーの上映などが行われた。