スキー場移動の手段に 小谷・白馬無料シャトルバス運行
 小谷村の「小谷村スキー場地区再生協議会」は今シーズンも、小谷・白馬のスキー場を巡回する無料シャトルバス「こなゆき号」の運行を行っている。白馬・小谷間の限定されたスキー場で使うリフト券の発行など、利用者にとってのスキー場の利用が複雑化していることから、移動手段の充実で利便性をはかろうと、毎年実施している。
 悪天候や雪道の運転が心配な人でもアクセスが便利で、料金無料でさまざまなスキー場を巡回できることから、外国人など泊食分離型の多い長期滞在観光客を中心に人気を呼んでいる。
吹奏楽で震災復興支援 上原の湯 チャリティーコンサート
 大町市平の上原(わっぱら)の湯で22日、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートが行われた。大町市民吹奏楽団によるアンサンブルを利用者に楽しんでもらい、震災復興に向けた募金を募った。
 金管楽器やクラリネット、フルートのデュオなど、楽器ごとのパートに分かれてアンサンブルを披露。クリスマスや季節にふさわしい「ジングルベル」「星に願いを」などの曲や、子どもに親しまれるアンパンマンやジブリアニメのテーマ、お年寄りになじみの演歌など、さまざまなレパートリーが披露された。
 入館料のみで利用者に楽しんでもらおうと、昨年のクラシックギターコンサートに続き企画。震災復興がまだまだ続いていることから、チャリティーとした。集まった募金は市を通じて震災復興に全額寄付される。
特産品生かし商品開発 小谷村商工会ドレッシング試作
 小谷村商工会が展開している、農商工連携の農林産加工品の6次産業試作化の取り組みの第3回目がこのほど、村役場で開かれた。食と農のマーケティング支援を行う、キースタッフの高橋征雄さんを講師に、村の地域資源を生かしたドレッシング作りを行った。
 保存してあったサルナシとヤマブドウの村の特産品を使い「さるなしドレッシング(乳化液状)」「りんご&トマトドレッシング(乳化液状)」「ヤマブドウ&トマトドレッシング(分離液状)」の3種類を試作した。常時流通させて、賞味期限を有する商品を開発するため、微生物学的に安全な配合、加熱の方法など、徹底したポイントを伝授。参加者は一つひとつの工程を熱心に学んでいた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

12月の一覧
マレーシアのタンさん 池田で生活文化学ぶ 高瀬LCの交換留学事業
 ライオンズクラブ(LC)の交換留学事業で、マレーシアの高校生タン・リーインさんが、池田町を訪れている。2国間の将来の懸け橋として、年末年始を日本で過ごし、伝統文化や住民生活などへの理解を深めている。
 日本への滞在期間は15日から約3週間。20日からは高瀬LCが受け入れ先となり、町内の住民宅にホームステイ。高瀬中学校で学校風景を見学したり、会員宅で餅つきしたりと、日本ならではの文化を体験する。
中高年の生きがいづくり 白馬村で健康マージャン教室
 白馬村総合型地域スポーツクラブと村体育協会は、健康スポーツプログラムに初のカルチャー教室を企画。プレ事業としてこのほど、「健康マージャン教室」が開講した。スタッフの指導のもと、健康的な頭のスポーツを楽しんでいる。
 健康マージャンは日本健康麻雀協会が提唱する「金銭を賭けない・酒を飲まない・タバコを吸わない」の三大原則のもとに行われている頭脳スポーツ。近年は高齢者の認知症予防策としても人気を集めている。
 初心者や経験者など多数が参加して、スタッフから基礎知識を学びながら簡単なゲームを楽しんだ。

2013年12月26日(木)付