おみくじで日本文化親しんで
白馬の細野諏訪神社外国人向け5か国語併記

 年々増加する外国人観光客に備え、白馬村八方の細野諏訪神社は、年始の参拝客に販売する、外国語のおみくじを準備している。来年1年間の吉凶をうらないながら、日本の文化と親しんでもらおうと、初めて用意した。
 おみくじは金運や恋愛運などをそれぞれ、日本語と英語、中国語、台湾語、韓国語の5か国語で併記。平成26年1月1日午前零時から2時まで、9時から午後2時までの2回に分けて、数量限定で販売する。価格は1枚100円。
 平林秀文宮司は「毎年、外国人観光客がおみくじの意味をみこに聞く姿が見られた。少しでも日本の文化を理解してもらえれば。日本人にとっても、見比べる面白さがあるのでは」と話した。
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12月の一覧
新年よき年に魂込める 大町の若一王子神社神符守札清め祓い
 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)は25日、「神符守札清め祓(はら)い入魂祭」を行った。神事でお札や縁起物に魂を込め、新年がよき年になるよう願った。
 二年参りや初詣で訪れる参拝者に授与するえとの「午(うま)」をかたどった縁起物や熊手、破魔矢や絵馬、神符・守札や大吉大麻など計50種類1万3000体が拝殿に並び、鈴祓いの儀で魂が込められた。
ゆきだるま≠ナ交通安全 川西宮上集落営農 松川山麓線に設置
 松川村川西の山麓線沿いに交通安全を啓発するゆきだるまが登場した。地元・川西宮上集落営農組合(白澤秀光組合長)が製作したもので、スピード超過しやすい山麓線で交通安全を呼びかけている。
 同組合は毎年5月から11月ころまで、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で直売所を開設。店のPRのためにゆきだるまの設置を始めた。
交通死亡事故ゼロ500日 池田町に表彰状を伝達
 池田町は先月17日で「交通死亡事故のない期間500日」を達成した。県交通安全運動推進本部長(阿部守一知事)から表彰状の伝達式が25日、町長室で行われた。
 池田町の交通死亡事故は、24年7月5日、3丁目信号交差点で横断歩道を渡っていた女性がはねられ死亡したのが最後。来年6月5日には700日達成となる。同町は、県内20ある町のうち5番目に長く死亡事故ゼロを継続している。最も継続日数が長い町は坂城町で742日。
 伝達式には県や大町署、交通安全協会関係者らが出席した。北安曇地方事務所の土屋嘉宏所長から表彰状を受け取り、勝山隆之町長は「500日の節目を機に、さらに交通事故ゼロを進めたい」と交通事故のない明るい地域づくりを誓った。
学んだそば打ち技披露 大町の八坂公民館閉講式
 大町市の八坂公民館はこのほど、「そば打ち講習会」の閉講式を八坂ふるさと体験館で開いた。受講者の住民たちが新そばを使った講習会でそば打ちの技を身につけ、地域の食文化継承を担う、将来の名人として卒業した。
 講習会は公民館が数年前から、そばの文化普及を目指して開講。過去の卒業生のなかには体験館に勤めるまでになった住民もいるという。ことしは市内の20代から50代まで、受講生15人が、体験館内のそば店で食事を提供する地元名人3人を講師に学んできた。
保育園訪れ後輩と交流 小谷小4年生総合学習で

 小谷村の小谷小学校の4年生25人はこのほど、小谷保育園を訪れ、年長園児15人と交流した。遊びや学習を通して異年齢の子どもたちとふれあうことにより、豊かな人間関係づくりを学ぶ総合学習の一環。秋の運動会の際、4年生が年長園児に手紙を書き、運動会で交流したのが縁で交流が始まった。

2013年12月27日(金)付