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12月の一覧
冬山遭難の注意喚起 大北各地に登山相談所
 年越し登山など冬山の登山者が増える年末を迎え28日、大北各地の登山口や駅に登山相談所が開設された。北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会会員や大町署員が、登山者に登山計画書の提出や装備確認など山岳遭難防止啓発を図った。31日までの3日間行われる。
 登山相談所はJR信濃大町駅や白馬八方ゴンドラ駅など6か所に開設。雪崩や滑落、気象状況悪化への注意など通常の冬山登山への警戒に加え、雪山をスキーやスノーボードで滑走する「バックカントリー」の雪崩への注意も呼びかける。
年末年始安心と安全守る 大町署小谷栂池高原に臨時派出所
 大町署は27日、小谷村の栂池高原に開設する臨時警備派出所の開所式を栂池高原観光センターで開いた。警察官2人が常駐し、年末年始のスキー観光地の安心と安全を守る。
 派出所は28日から来月5日まで設置され、署員2人が詰めて地域をパトロールし、スリップによる交通事故やスキー用品の盗難などの事件対応に取り組む。
 冬期間は多くの観光客が訪れる全国有数のスキー場で、人口が急増する地域の防犯と事故防止を願って開設。ことしは降雪に恵まれ、年末年始の入り込みは多い。栂池バイパスも開通し、大型バスのスリップなどの交通事故の軽減も期待される。
防災テーマに学習発表 松川中3年すずの音ホールで
 松川村の松川中学校(小幡泰俊校長)3年生は、総合的な学習発表「命を守るプロジェクト 防災」を25日、すずの音ホールで行った。有志30人が参加。主に保護者や小・中学校の教員らが参観し、学習の成果を見届けた。
 生徒らは、松川村の防災、長野県とその周囲の県の防災、東日本大震災とその後の状況の3つのテーマに沿って、ハザードマップの活用法や高瀬川大氾濫の被災状況、福島県の現状など18の題目でスライドやポスターを用いて発表した。
ことし一年振り返る 各庁舎で仕事納め

 大北地域の市役所や町村役場など官公庁は27日、仕事納めの式をそれぞれ開き、平成25年の業務を閉めた。ことしは長期の年末年始となり、28日から1月5日までの9日間が休日となる。新年の業務は6日から再開する。
年の瀬に「火の用心」 大北各地で年末特別警戒
 大北各市町村の消防団は年末に合わせ、火の用心を呼びかける特別警戒に臨んでいる。年の瀬の夜に団員が詰めて警戒巡回や防火広報を行い、地域の安全を守る。
 年末警戒は、火を使う機会が多く、空気が乾燥して火災が発生しやすい年末に合わせて実施。大町市では27日から31日まで4日間、市内27か所の詰め所などに毎日約200人の団員が待機する。
 初日の夜、牛越徹市長や消防委員らが市内全域の詰め所を巡視。市民が安心して年末年始を迎えられるようにと激励した。大町市役所敷地内の消防団詰所前では、待機した本部分団員が市長や団長らに気を引き締めた警戒を誓った。
「ツインズ」イベントで輪 木崎湖舞台のアニメ10年越え未来へ
 大町市木崎湖を舞台としたアニメ「おねがい☆ティーチャー」「おねがい☆ツインズ」両作品の10周年を祝った2年間が終わりに近づいている。作品をきっかけに「木崎湖ファン」の輪をはぐくんだ取り組みが、未来につながる花を開かせた。
 ことしは、10月にツインズ10周年イベント「*arch*」(アーチ)を平公民館講堂で開催。人気声優や監督4人のゲストによるトークショーや総集編の上映会など行い、ファン有志約50人のボラ運営による手づくりながら豪華な催しとなった。

2013年12月29日(日)付