2020年11月5日(木)付

住民育てたキク咲き誇る 国営公園大町松川 アクセス道路で見頃

 大町市常盤西山の国営アルプスあずみの公園大町松川地区アクセス道路沿いで、「仲よし村夢街道花いっぱいの会」(丸山一由会長)や地区住民が育てたキクの花が黄色く咲き誇っている。今年5月に花を植え付け、約半年かけて手入れ。例年通りの生育で、約90本のキクの大輪が見頃を迎えている。
 キクは10日ごろまで見頃。15日に今年最後の作業となる花壇の片付けを行う予定。
マイナス196度の世界観察 小谷小 科学教室で液体窒素実験

 小谷村の小谷小学校でこのほど、村内在住の理工学修士・新井東珠さんが講師を務める、本年度の科学教室「モバイルキッズケミラボ小谷」が開かれた。「ようこそ―196度の世界へ」をテーマに、液体窒素を使った実験で科学の不思議さと楽しさに学びを深めた。
 実験では膨らませた風船を液体窒素の中に入れ、どのような状態になるかを観察した。たちまちのうちに風船はしぼんでしまったが、取り出すとゆっくりと膨らみ始め、元通りに。液体窒素の実験を通じ、普段は目に見えないけれど、温度変化で風船の体積が変っていく、空気の存在を体感していた。
格安でイベント体験感謝祭 白馬グリーンスポーツの森

 白馬村の白馬グリーンスポーツの森で10月24日と25日、「2020感謝祭」が開かれた。施設内で行われているイベントが半額、マレットゴルフ無料、バーベキューが割引となるサービスや、クイズラリーなど多彩な催しを実施。爽やかな秋晴れのもと、多数の家族連れなどでにぎわった。
 施設で人気の釣り堀、ミニ新幹線、おもしろ自転車など各種体験は半額となり、利用者を喜ばせた。今が旬のきのこをたっぷり使ったきのこ汁の振る舞いもあった。
郷愁「あづみのちゃん」復活 池田町広報に長年掲載 4コマ漫画 図書館で展示

 池田町図書館は、町の広報に長年掲載されていた4コマ漫画「あづみのちゃん」のバックナンバーを紹介している。資料整理の際に出てきた過去の掲載分をランダムに展示している。白黒から2色、カラー刷りへと進化した時代の変遷も垣間見ることができる。
 「あづみのちゃん」は、池田町出身の作家・上原ゆう子さんが、ふるさとの四季折々の行事や自然、文化、歴史などを盛り込みながら、ほのぼのとしたメルヘンチックな絵とストーリーで描いた。平成元(1989)年4月から14(2002)年10月まで連載されていた。
保育サービス在り方考える 大町 検討委初会合 市に提言へ

 人口減少や少子高齢化の中で、保育サービスや施設の在り方、適切な運営などを検討する「大町市保育所等在り方検討委員会」は10月29日、本年度初会合を開いた。委員委嘱が行われ、会長に牛越寛さん(市民生児童委員協議会副会長)、副会長に小尾信二さん(市連合自治会副会長)を互選した。任期は2年。今後は、来年4月の市に対する提言に向けて意見を交わしていく。
 市内では、かえで保育園が2018年3月末で休園するなどし、現在は保育園7園が保育サービスを提供している。
広域連合 衣類回収を再開 大町、白馬、小谷の住民対象

 北アルプス広域連合は2日から、大町市、白馬村、小谷村の住民を対象に北アルプスエコパーク(大町市)などで衣類や布類の受け入れを始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年6月から休止していたが、規制緩和で中古衣料の海外輸出が再開されるなど受け入れの見込みが出てきたことから再開した。
 回収費用は無料。新品、古着を問わず、衣類やかばん、靴などの衣料品全般、毛布やタオル、ぬいぐるみなどの布製品が回収対象。
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