2020年11月12日(木)付

お得な商品券「慌てず購入を」 「大町応援券」第2弾販売スタート

 大町市内で使える1万円分の商品券を5000円で購入できる市の「がんばろう!大町応援券」の販売が11日からスタートした。新型コロナウイルスの経済対策として行う事業の第2弾で、全市民対象に発行する商品券。販売期間は12月25日まで、利用期間は来年1月31日まで。市商工労政課は「先着順ではないので、密を防ぐためにも慌てず購入に来てほしい」と呼び掛けている。
ほ場整備前 希少植物守れ 白馬 県北アルプス地域振興局 住民団体と移植作業

 県北アルプス地域振興局が白馬村で進めている県営北城南部地区のほ場整備工事で、来年度着工の第2工区での希少植物の移植作業が10日、行われた。県や村、地権者等でつくるほ場整備実行委員会、住民団体など16人が参加。整備区域で生息する貴重な植物を、工事の影響を受けない区域周辺に移動させた。
 農地整備課では「農地は人が手をかけていないと、これらの植物も含めて荒れてしまう。長く人が関わり続けられるように、ほ場整備を進めたい」と話していた。
生活用品リユースイベント 小谷 初企画土谷もってーねぇ市

 小谷村の中通公民館を会場に12日まで、初企画の「土谷もってーねぇ市」が開かれている。「もってーねぇ」は「もったいない」の方言。家庭では使わなくなったが、まだまだ使える衣類や食器、本などを持ち寄り、譲り合うリユース促進イベント。初日から多くの人が参加し、にぎわいを見せている。
 キッチンカーや焼き鳥の出店も行われ、人気を集めた。12日は午後3時まで開かれている。
コロナ禍の国際交流 松川と台湾の中学生 ネットで対話文化紹介

 松川村の松川中学校2年生が11日、台湾鹿ルー港カン鎮の姉妹校・鹿鳴ルーミン国民中学校の生徒とオンラインで交流した。コロナ禍の国際交流として、海を越えた学校同士をインターネットで結び、画面越しに会話しながら互いの文化への理解を深めた。
 生徒は班ごとに分かれ、マイクとカメラが付いたタブレットやパソコンを使って、ビデオ通話アプリで会話。慣れない英語でのコミュニケーションに苦戦しながらも、人気の漫画や音楽グループ、伝統文化など互いの文化を紹介していた。
避難所運営や救急救助学ぶ 池田町 防災士連絡協も初参加

 池田町は8日、災害発生を想定した避難所運営・防災訓練を会染小学校体育館で開催した。防災に関わる団体や町消防団など約100人が参加し、新型コロナウイルス感染症対策を施した避難所の開設・運営や救急救助などを実施。今年組織された町防災士連絡協議会が初めて活動に参加し、連携した地域防災を確認した。
 パーテーションやトイレなど避難所の施設設営や、受け付け時の対応、介助や配慮が必要な避難者への対応などをマニュアルや実際の訓練で学び、コロナ禍の避難所開設や運営体制の構築に理解を深めた。
コロナ禍地域で支え合い 大町 市役所にスローガン掲示

 大町市は10日、「支えあい新型コロナを乗り越えよう」とメッセージした懸垂幕を本庁舎入り口付近に掲げた。感染予防とともに地域経済の復活へ向けたスローガンとして、市中央保健センターが企画制作した。
 市内飲食店で8月にクラスターが発生するなどコロナ感染が深刻化したことを受け制作に乗り出した。
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