2020年11月15日付

2020年11月15日(日)付

トロバスお披露目ファン100人　大町記念館プレオープン

　立山黒部アルペンルートを走った無軌条電車・関電トンネルトロリーバスの歴史を振り返る「トロバス記念館」が14日、大町市平の扇沢総合案内センターにプレオープンした。市と住民、トロバスファンが保全した最後の1台がお披露目され、全国から詰め掛けた鉄道愛好者ら約100人が開館を祝った。式典には善光さんも参加し、牛越徹市長らとともにトロバスを除幕した。記念館にはトロバスの歴史を伝えるパネルや部品など数十点が並ぶ。

そびえる黄葉光に映え　池田成就院の大イチョウ見頃　

　池田町広津の曹洞宗成就院の境内にそびえる大イチョウが、黄葉の見頃を迎えている。光を受けて映える大木が、秋一色に染まった里山の風景とともに、訪れる人たちの目を楽しませている。大イチョウは、推定樹齢160年、高さ24㍍。枝から円錐状の突起が乳房のように垂れ下がる〝乳イチョウ?と呼ばれる現象や、葉に実が付いた〝お葉付きイチョウ〟が特徴。

バロック古楽器教会に響く　白馬･音風コンサート「ユーテレ」で来週から放映

　ケーブルテレビでの放送を通じ村民に音楽の魅力を伝える白馬村の白馬ミュージックサポートアソシエーション（ＨＭＳＡ、山口郁夫代表）の番組「音風コンサート」の第6回は、チェンバロコンサートの模様を伝える。雰囲気あふれる教会から、バロック時代の古楽器の演奏を届ける。ケーブルテレビ「ユーテレ白馬」で16日の週から放映予定。収録はこのほど和田野の森教会で行われた。バッハのゴルトベルク変奏曲より「アリア」、ラモー「恋の嘆き」、日本の歌メドレーなどを、チェンバロの独奏やトラヴェルソとの合奏で披露した。

プロ山本さんに学ぶ走り方　馬羅尾トレランお披露目講習会

　松川村公民館は8日、プロトレイルランナーの山本健一さんを招いたトレラン講習会を馬羅尾ばろお高原のトレイルランニングコースで開いた。新設されたトレランコースのお披露目に、地域に縁のあるトップランナーに学んだ。講習では約30人の参加者が、山本さんを先頭に紅葉が映え落葉が足にやさしいコースを走った。

ゼロ歳児安心の見守りを大町　児童センター内に「優先ルーム」

　大町市児童センター（平出郷所長）内の子育て支援センターに、「ゼロ歳児優先ルーム」がお目見えした。2つある入り口のうちの、玄関側入口を閉鎖。北側の小部屋と南側の大部屋をゆるく区切って、1つの部屋に2つのスペースを作った。1歳未満の月齢の幼い子の利用が増えている同施設で、歩いたり走ったりする1?2歳以上の子らと同じエリア内で過ごせる施設づくりを思案した。

「暴力追放」･交通安全誓う　松川で村民大会功労者表彰

　明るく住みよい村づくりを目指す「第32回松川村暴力追放・交通安全村民大会」（村、村防犯協会、池田松川交通安全協会松川支部主催）が8日、村多目的交流センターすずの音ホールで開かれた。交通安全に尽力した功労者への表彰や村内の事件・事故状況の報告などを実施。大会宣言では暴力や事故のない安心安全な村づくりを誓い、気持ちを新たにした。　

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