2020年11月24日(火)付

芸術祭と市民つなぐ♀驩諱@大町 公式ホームページで配信

 来年8月21日に大町市で開幕を予定する北アルプス国際芸術祭の公式ホームページで、芸術祭テーマ「水」「木」「土」「空」などにちなんだ市民の思いに迫る「おおまちストーリー」など新企画がスタートした。「芸術祭と人」「芸術祭と地域」などつなぐ≠ノ焦点を当て、9カ月後の第2回開催に向けて芸術祭と地域の魅力を発信し続ける。
 「おおまちストーリー」は、芸術祭の舞台となる大町について、歴史や文化、資源、食などの面から市民に語ってもらうコーナーで、写真を用いながらインタビュー形式の記事を掲載している。初回は今月13日から始まっており、テーマを「水」とした。市上下水道課水道施設係の倉科芳久さんを取材。良質な水道水などについて紹介している。現在、テーマごとに沿って取材活動を進めており、月1回の配信を予定している。
南小谷駅に3年ぶり雪月花=@観光列車 大糸線の魅力発信

 JR大糸線の利用促進と沿線活性化を目的に、大糸線活性化協議会、えちごトキめき鉄道(新潟県)、JR西日本金沢支社は23日、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の乗り入れ運転を大糸線で実施した。新潟県糸魚川駅から小谷村の南小谷駅間を往復運行。同駅では出迎えと見送りのセレモニーがあり、乗客をもてなした。
 同協議会は、小谷村、大町市、糸魚川市、長野県、同支社などで構成。同列車の乗り入れ運転は3年ぶりで、30人の定員は販売開始してすぐに完売した。
防災減災の『いま』を学ぶ 白馬村・神城断層地震から6年目 スノーピークでセミナー 記憶や教訓 次世代へ

 神城断層地震から6年目を迎えた22日、白馬村のスノーピーク白馬で防災セミナー「白馬で知る・学ぶ『いま』の防災減災」が開かれた。信州大学教育学部の廣内大助教授の講話、防災に役立つキャンプ用品の紹介、被災地をマウンテンバイクで巡るフィールドワークなどさまざまな企画を実施。震災の記憶や教訓を風化させることなく次世代に継承する大切さと今後の減災・防災対策、復興を核にした「復興ツーリズム」による、新たな観光スタイルの創出に理解を深めた。
 廣内教授は「災害とは発生して苦労しながら元に戻るまでが一連のサイクル。それが記録となって残されれば地域で学習することにより、次の被害を減らせる」と話し、震災アーカイブの意義や、震災の記憶を風化させないためにどのようなことが必要かを語った。
スキーシーズンへ士気高める 小谷ジュニアクラブ団結式

 小谷村の小谷ジュニアスキークラブは17日、今シーズンのスキークラブ団結式を村役場多目的ホールで開いた。小中学生のクラブ員が参加して、保護者や支援者の前で今シーズンに向けた力強い決意表明を行い、クラブ員の士気を高めた。
 開会式で山田光美教育長は「昨シーズンは公式大会が軒並み中止となり、練習の成果を発揮する機会も無くなってしまった。今シーズンは無観客での大会もあるかと思うが、少しでも大会が増えれば良いと思っています。しっかりと頑張ってください」と激励した。
園児育てたイモ♀ャ能 白馬幼稚園で焼きいも大会

 白馬村の信学会白馬幼稚園は17日、恒例の「焼きいも大会」を開いた。園児が自分たちが育てたサツマイモを使っておき火で焼きいもを作り、屋外で楽しむ秋の味覚を堪能した。
 教諭らが早朝から大きなたき火を準備。園児らも前日、サツマイモをぬれ新聞とアルミホイルで包んで準備を整え、一斗缶に入れて焼き上げた。焼きたてのイモを一つずつ受け取った園児が包みを開いた園児らは「甘い」「おいしい」と笑顔で話しながら、ボリュームたっぷりのサツマイモに舌鼓を打っていた。
粉から作る本格そば挑戦 大町 常盤公民館で体験教室

 大町市の常盤公民館は17日、そば打ちの体験教室を開催した。4人が参加し、そば打ちサークル「りんどう」(綿内邦彦代表)と「そば打ち会」(市川尊典代表)の会員から指導を受け、粉から作る本格そばに挑戦。「こねる・打つ・伸ばす・切る」の手順を体験し、学んだ。
 そば打ち経験者も参加しており「上手だなぁ」などと笑い合いながら手を進めていった。参加者は「教え方が上手で早くできた。食べるのが楽しみだ」と喜んでいた。
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