2024年6月1日(土)付

缶バッジでおもてなし 泉小太郎とおおまぴょん描いたオリジナル 来場者プレゼント 8日 雪形ステージで

 大町市文化会館で8日に開催される第23回北アルプス雪形まつり「雪形ステージ」(実行委員会主催)の来場者にプレゼントする缶バッジのデザインが決まった。ステージテーマ「水がうまれるまちの物語〜泉小太郎伝説〜」にちなみ、大町ゆかりの小太郎と市キャラクター「おおまぴょん」が竜の背中に乗る様子を愛くるしいタッチで仕上げた。
 デザインは市役所情報センター職員で画家の荒井淳さんが手掛けた。当日の来場者先着400人のほか、雪形まつり作品募集に応募した市内小中学生約1300人に贈る。
ミズバショウ続々開花 栂池自然園 きょう開園 祭りでもてなし

 小谷村の栂池自然園は1日に開園する。開園に合わせ、村観光連盟は1日と2日に「水ばしょう祭り」を開催し、振る舞いや記念品のプレゼントなどで来場者をもてなす。ゴンドラリフトの運行は午前8時から。
 観光連盟によると自然園入り口付近のミズバショウは続々と開花しており、見頃は来週末ごろ。自然園の奥は木道に雪が残っており、通行に注意が必要としている。雨にぬれると花びらが透明になる「サンカヨウ」はこれから咲く見込み。
海ごみゼロへ松川清掃 白馬 ウィーク初日 有志が活動

 海洋ごみの削減を目指す「海ごみゼロウィーク」初日の5月30日、白馬村の松川河川敷で有志による清掃活動が行われた。村民や村職員ら約30人が参加し、姫川に合流して日本海へとつながる松川周辺や道路沿いのごみ拾いを実施。住民も観光客も気持ちよく過ごせるよう村内の環境美化に汗を流した。
 参加者は「海ごみゼロ」と描かれたごみ袋を手に空き缶やペットボトル、キャンパーが残したとみられるごみを拾った。
色とりどり150本咲き誇る 池田 あづみ野バラ園見頃

 池田町の有志らでつくる「バラの会」(松沢周三代表)が管理する会染渋田見の「あづみ野バラ園」のバラが、見頃を迎えている。北アルプスを一望する約1300平方bのバラ園で、丹念に育てられた150本ほどのバラが咲き誇っている。
 バラ園は、東山山麓の遊休農地を活用し、住民主体の花づくりや生きがいづくりの場として、13年前に開園。「みんなに愛されるバラ園」をコンセプトに、「ロッヂ赤い屋根」の敷地内に規模を縮小し、約10人の会員が週に1回、園の整備や花の手入れに汗を流している。
新緑の大北 自転車で満喫 AACR エイドで地域住民が歓迎

 北アルプス山麓で長距離を自転車で楽しむサイクルイベント「緑のアルプスあづみのセンチュリーライド」(AACR)が5月26日、安曇野から大北地域にかけて開かれた。全国から集った1000人を超えるサイクリストが、新緑と残雪の北アルプスが美しい信州の景観を自転車で満喫していた。
 エイドと呼ばれる各地の補給地点では、地域住民らが歓迎。大町市の中綱湖近くの駐車場に設けた鹿島槍エイドでは、往路で一番人気のねぎみそおにぎりや漬物、復路で田舎豆腐などを振る舞い、ボランティアが長距離に疲れたライダーに声を掛けていた。
遭難件数コロナ前水準に 北ア北部遭対協 啓発など継続活動確認

 北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は5月30日、定期総会を大町市のJA大北会館アプロードで開いた。関係者約50人が出席し、本年度事業や予算などを決定。コロナ禍前に戻りつつある登山者数や山岳遭難事故に対し、引き続き、遭難防止の啓発や救助活動を行っていくことを確認した。
 同協会や大町署によると、管内では昨年、前年より8件多い69件の山岳遭難が発生。死者は8人(前年比3人減)、行方不明者2人(2人増)、負傷者46人(19人増)、無事救出19人(12人減)で、コロナ前の水準に戻りつつあるという。
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