2024年6月6日(木)付

45年後 1万人割る可能性 大町市 人口分析研究所の結果公表

大町市は5日、全国自治体の人口分析で実績がある一般社団法人・持続可能な地域社会総合研究所(島根県)がまとめた同市の分析結果を公表した。結果では、45年後の人口が1万人を割る可能性を指摘。地区別定住戦略の策定や地域経済循環の強化に向けた起業促進、次世代の参画による持続可能な未来構想づくりを提言している。

北高跡地国スポ会場に 大町市 クライミングで県が内諾

令和10年に大町市などを競技会場に県内で開催される「第82回国民スポーツ大会」(信州やまなみ国スポ)で市は5日、スポーツクライミング会場としての活用が検討されている旧大町北高校跡地について、土地・施設所有者の県から利用内諾を受けたと明らかにした。今年夏から秋にかけて中央競技団体の正規視察を実施、準備委員会も設立し、設備配置設計や駐車場などの検討を進める。
AI乗合タクシー増便 白馬村7月から3台に 混雑解消観光需要も見込む

 白馬村が本年度から運行しているAIオンデマンド乗合交通「白馬デマンドタクシー」について、丸山俊郎村長は5日、混雑時間帯のスムーズな運行に向け、7月から車両を現行の2台から3台に増便すると明らかにした。平日の昼前後や夕方など住民利用が多い時間帯に加え、グリーンシーズンの観光需要も増えると見込み、混雑解消を図る。

水稲乾田へ直まき 池田の立岩さん 省力化目指し試験栽培

 池田町中鵜鵜山の立岩義博さんは、水稲栽培の省力化を目指し、水をひかない畑状態の田に直接種をまく「乾田直播ちょくは」の試験栽培に取り組んでいる。5月26日、会染渋田見の田50eに飼料用米(フクオコシ)をまく作業を行った。
自治と公民館役割学ぶ 松川 県移動講座で意見交換

 令和6年度県生涯学習推進センター移動講座「源流回帰―自治の源流、公民館を再考する―」(松川村公民館共催)が1日、村すずの音ホールで開かれた。『公民館のしあさって』の著者・西山佳孝さんが講演した。村内を中心に、公民館や分館役員など34人が参加し、公民館が果たすべき社会教育の役割について考えた。
地元材でデスク&チェアー 県ウッドチェンジ普及 北ア森林組合開発 「木」素材味わって大町合庁に展示

 北アルプス森林組合が、県のウッドチェンジ普及促進事業で開発した、ミーティング・ワーキング用の多機能性デスク&チェアーが、大町市の県大町合同庁舎1階ホールに展示されている。
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