2024年6月7日(金)付

アニメ聖地20周年祝う 大町あす 木崎湖で公式イベント

 大町市平の木崎湖を舞台とし2002年に放映されたテレビアニメ「おねがい☆ティーチャー」、翌年放映の「おねがい☆ツインズ」両作品の放映20周年経過を記念したイベント「20年目の木崎湖同窓会」が8日、木崎湖近くの平公民館で開かれる。全国のファンや地元の念願がかない、版権元が主導となって初めて現地で開催される公式イベントが実現。アニメの聖地≠フ先駆けとして長年愛されてきた木崎湖と作品へのファンの愛着を、さらに未来へつなぐ。
 公式で2作品の20周年を祝う中で、木崎湖はファンにとどまらず出演者・制作スタッフにとっても特別な場所として認知されていることから、一連の20周年記念の催しの締めくくりの会場として選ばれた。
はちくポキっ「とれたよ」 大町 どんぐり保育園児が収穫

 大町市社のどんぐり保育園の年長園児が4日、淡竹の収穫体験を行った。地表から20〜30aくらいに成長した淡竹をポキっと折って、収穫の喜びを体感した。
 毎年園児のために協力してくれている地主の竹林に入ると、ニョキニョキと生えているたくさんの淡竹を発見した。今回は自分の家に持ち帰る分と、年少・年中園児へのお土産分を収穫した。
小谷「草原の里100選」に 茅場の管理と利用評価

 全国の美しい草原がある地域を選定する「未来に残したい草原の里100選」に、小谷村が選ばれた。全国でも有数のカリヤスの茅場を有していることや、春の野火付けと秋の茅刈り、茅葺き屋根への活用など管理と利用の循環ができていることなどが評価された。村内では10月に全国草原サミット・シンポジウムが開かれることもあり、草原と伝統を後世に残していく機運の高まりが期待される。
特産品開発 農家の一助に 池田町が「プロジェクト」小学生も体験 枝豆種まき

 池田町は、農業経営の一助として、町を活性化する「特産品開発プロジェクト」に取り組んでいる。手始めに、豊町の休耕地約10アールを活用し、枝豆(茶豆)を栽培する。5日、地元の小学生と一緒に種まきをした。
 矢口稔町長をはじめ町振興課やJA大北の職員、地域おこし協力隊らが参加。池田小の2年生と会染小の5年生が、農業体験の一環として参加し、4品種の種をまいた。
 上級生が手ほどきするなど、児童同士の交流も見られた。「楽しかった」「おいしくなればいいな」などと感想を述べていた。8月下旬ごろに、収穫を体験する。
シンガポール学生と国際交流 大町 岳陽高に来校 生活文化紹介

 大町市の大町岳陽高校で5月30日、シンガポールのペイチャイ高校との交流会が開かれた。互いの生活文化を紹介しながら国際交流を深めた。
 23人の生徒が来校。最初に日本とシンガポールの文化紹介を両校からそれぞれ行った。
 グループに分かれての交流では、シンガポールの伝統の遊びを体験したり、スマートフォンの写真を見せ合ったりして盛り上がった。
仁科三湖美化に半世紀尽力 大町の「美しくする会」 河川功労者で全国表彰

 大町市の官民連携組織「仁科三湖を美しくする会」は、令和6年河川功労者として公益社団法人日本河川協会から表彰を受けた。昭和49年の設立以来、三湖(木崎、中綱、青木)周辺の自治会や宿泊・観光施設、漁業組合、行政などが一丸となり、精力的に清掃などに取り組んできた。半世紀にわたる環境美化活動が認められた。
 三湖では昭和40年代、赤潮が発生した。水質の悪化を懸念した周辺の関係者が同会を設立した。現在は、全体作業のほか、構成団体がそれぞれ、ごみ拾いや除草、ボートを使った湖内清掃などを定期的に実施している。
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