2024年6月13日(木)付

学校再編 校章デザイン公募 7月1日締め切り 新小学校「北部」と「南部」

 大町市教育委員会は、学校再編で令和8年度に開校する「大町北部小学校」と「大町南部小学校」の校章デザインを募集している。応募資格は、市民や市内出身者など市にゆかりのある人で、個人やグループで応募可。市教委学校教育課学校再編係は「新たな学校が多くの人に親しまれ、小学校にふさわしいデザインを応募していただければ」と呼び掛けている。7月1日締め切り。
自然環境生かし地域づくり 山光弘さんら 「小谷里山研究所」立ち上げ

 小谷村の自然環境を生かし、地域づくりに貢献していこうと、村観光地域づくり審議会で委員を務めていた山光弘さん(68)=松本市=が村民有志らと団体「小谷里山研究所」を立ち上げた。8日に1回目の学習会を開き、小谷小学校南側の「塩の道公園」で川の中にすむ昆虫を観察した。親子など約30人が参加し、身近な場所にいる生き物の不思議に触れた。
 8日の観察会では、ホタルの幼虫が食べるカワニナや、トンボの幼虫ヤゴなどが見つかり、山さんがゲンジボタルとヘイケボタルの違いなどを説明。子どもも保護者も熱心に聞いていた。
みんなで協力 花苗定植 松川中1年生 ちひろ公園でボランティア

 松川村の松川中学校1年生81人は6日、安曇野ちひろ公園大花壇で、アゲラタムの苗の定植作業を行った。村の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」(平林悟会長)の恒例作業にボランティアとして参加し、共に汗を流した。
 構成団体である花苗生産グループのメンバーや安曇野ちひろ美術館の職員などが参加した。生徒は「みんなで協力して植えた。普段やらないので、いい機会だった」と楽しんでいた。
地域と触れ合い仕事理解 池工 定時制の22人 職場体験

 池田町の池田工業高校定時制の生徒22人は7日、職場体験を行った。保育園やハーブセンターなど、町内を中心に6事業所で体験し、仕事への理解や関心を深めた。
 会染児童センターでは、2人の生徒が体験し、施設で使う物作りの作業をした。行事に使うボールすくい用のボール一つ一つに、思い思いの絵を描いていった。職員と会話をしながら、こつこつと作業を楽しんでいた。
身近な自然 のびのび学ぶ 大町北小 鷹狩山遠足 地域の大人同行

 大町市の大町北小学校(乾ゆり校長)3年生44人が5日、市内の鷹狩山遠足に出かけた。本年度は地域学校協働ボランティアらも同行。保護者らによるボランティアなども参加し、多くの地域の大人が見守る中で子どもたちは、のびのびと学びのひと時を過ごした。
 大町山岳博物館3階展望ラウンジや鷹狩山山頂などから地域全体を眺める経験から、社会科の地域学習の気づきにつながる有意義な行事。この日は、地域学校協働ボランティアの宮野典夫さん=平野口=も参加し、地域の豊かな自然にも目を向ける機会とした。
「御城印」で森城址に関心を 大町市平仁科神社 盛遠公没後800年で制作

 大町市平の仁科神社(羽田浩一宮司)が仁科盛遠(もりとお)公没後800年にちなんだ「御城印」を制作した。羽田宮司は「仁科氏や森城址の歴史文化を多くの人に知ってもらいたい」と話している。
 御城印は半紙に城名やゆかりのある城主の家紋や花押を押した記念印。歴史や城マニアにも人気が高い。今回制作した仁科神社の御城印は、仁科家の家紋の揚羽蝶(アゲハチョウ)の朱印に、森城の文字を書いた。
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