2025年1月8日(水)付

松川住みたい田舎¢S国1位 人口5000〜1万人自治体 雑誌ランキング 人口も増

 宝島社が4日に発売した雑誌『田舎暮らしの本』2月号に掲載された特集・第13回「住みたい田舎ベストランキング」で、松川村が人口5000人以上1万人未満の総合部門ランキングで1位となった。村の2024年における人口は年間で65人増加し、社会増が自然減を上回る移住人気ぶり。雑誌掲載を須沢和彦村長は「追い風になる」と喜び、さらなる人口増対策に取り組む意欲を見せた。
 今年1月1日現在の人口は9649人。年間で人口増となるのは4年ぶり、転入が転出を上回る社会増は5年連続となった。転入のうち6割が県内からの移住で、県外は首都圏からが多いという。
正月伝統巻き俵&ス安願う 大町 旧中村家住宅で作業

 大町市美麻青具の国指定重要文化財・旧中村家住宅で7日、正月の伝統行事「巻き俵(まきわら)」が行われた。市文化財センターの職員や地区住民らが縁起物の俵に新たなわらを巻き足し、一年の平安を願った。
 地区住民の北沢孝一さん(74)やわら工芸に携わる市川尊典さん(87)=大町桜田町=らが梁に吊るされた巻き俵を下ろし、昨年収穫したわらを麻縄で巻き竹釘で固定。再び梁に吊るし、「大福帳」や「金銀大入帳」、宝船など縁起物で飾った。
手すきはがきにラベンダー 池田町地域おこし協力隊・笛木さん ハーブの特産品開発し好評

 池田町振興課商工観光係でまちなか活性化施設の利用促進と特産品開発を担当する地域おこし協力隊の笛木瑠る海香さん(23)が、ハーブの魅力を発信しようと、ハーブ付きの手すきはがきをこのほど制作した。
 いけだ地域活動支援センター「くわの木」で牛乳パックを再利用して作られている手すきはがきに着目。ハーブと組み合わせることで特産品になるのではと、一から工程を学んだ。
 複数のハーブで試作した結果、色も香りもよいラベンダーを採用。押し花にした町産ラベンダーをはがきに接着した。ピンクと水色の2種類を用意した。
伝統の餅つき たこ作り 小谷 「新春つぐらデー」に家族連れ

 小谷村は5日、お正月のイベント「新春つぐらデー」を複合拠点施設「おたりつぐら」で開催した。餅つきと書き初め、たこ作りが体験できるイベントで、家族連れなどが訪れ、伝統的なお正月行事を楽しんだ。
 餅つきはきねと臼を使い、子どもたちも参加して「よいしょよいしょ」と力いっぱいついた。つややかな餅が出来上がるとすぐに丸めて、きな粉やごま、大豆あん、大根おろしなどで味付け。つきたての餅をおいしく頬張った。
一足早く小正月「どんど焼き」 大町市大町白塩町 無病息災・平穏願う

 大町市大町の白塩町自治会は5日、一足早く小正月伝統の火祭り「どんど焼き」を地区内のほ場で開いた。子どもからお年寄りまで約80人が参加し、正月飾りや書き初めなどをやぐらで燃やして、住民の無病息災や地区の平穏を願った。
 同地区では帰省中の家族も参加しやすく、多くの住民が交流できるよう、毎年1月の第1日曜日に祭りを実施。約7bのやぐらにカヤを積み、子ども会の小中学生が各家庭を回って集めた正月飾りなどで飾った。
 年男年女を中心に小学生がたいまつで点火し、住民たちが今年の願いを込めて燃え盛るやぐらを見守った。
公用車の無事故願う 大町市役所 運転職員ら安全祈願式

 大町市役所で6日、車両安全祈願式が開かれた。公用車を運転する職員ら約20人が車両ピットの神棚に参拝。一年間の無事故を願い、交通安全を誓った。
 牛越徹市長は「事故防止、安全運転を徹底してほしい。ちょっとした不注意が大きな事故になりかねない。交通事故は人が起こすもの。疲れた時、寝不足の時の運転を避けて、事故の無い一年を送ってほしい」と訓示を述べた。
トップページ 1月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2025 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.