2025年6月18日(水)付

そば切り音頭 新作動画撮影 大町 南部包括「スマイルダンサーズ」 19団体協力 スペイン関係者も

 大町市南部地域包括支援センターの職員でつくる「スマイルダンサーズ」が、ケーブルテレビや動画サイトYouTubeで公開している介護予防体操「信州そば切り音頭〜骨こつ南部包括バージョン〜」の動画の新バージョン制作が佳境を迎えている。スマイルダンサーズのほか、市民が日頃お世話になっている警察署、消防署、病院、JR、神社や寺など19団体が協力。YouTubeが縁で交流が始まった、スペインの関係者も出演する。
 動画制作は、コロナ禍の2020年、外出ができないステイホーム£にある地域の高齢者や子どもたちに、踊りで元気と笑顔の輪を広げようと始まった。
 今回は大町の絆をさらに深めようと、2年ぶりに再収録を企画した。前回が秋バージョンで、今回は春の大町の魅力も発信する完全新作。撮影は市内の「TAOプロモーション」(太田昌伸代表)が手がけ、大町の名所などで行った。
裏山スキー場の未来考える 白馬南小6年生 保護者・住民交え「会議」

 白馬村の白馬南小学校で16日、同校伝統の裏山スキー場について6年生と保護者、地域住民が話し合う「こども会議」が開かれた。昔から引き継がれてきた裏山スキー場の昔話や現在の状況、今後どうしていきたいかなど肩の力を抜いて話し合い、一番身近なスキー場の未来を自分事として考えた。
 話し合いではTバーリフトの維持費がかかることや、保護者の負担など悪い面の意見があった一方、リフトを地域の人に体験してもらう日を設ける、クロスカントリースキーも裏山でしてみたい、夏も利用する、地域の人たちに取り組みを知ってもらう、これからも続いてほしいなど前向きな意見が多く出た。
自然園目指し 坂道に挑戦 栂池高原 ヒルクライムレースに217人

 小谷村の栂池高原を自転車で駆け上がる「信州つがいけ高原ヒルクライム2025」(実行委員会主催)が15日、川内地区から栂池自然園まで全長約17・1`、獲得標高1200bのコースで開かれた。全国から217人がエントリーし、ロードバイクやマウンテンバイクで山に囲まれた長い長い坂道を登り切った。
 小雨が降る中での開催となり、参加者はしっとりと濡れた豊かな緑を感じながら自転車を走らせた。沿道には地域住民や選手の関係者らが応援に駆け付け、標高1900bの自然園を目指して黙々と自転車をこぐ姿に声援を送った。
リズム体操教室 節目の40年 池田 記念大会で生徒たち交流

 池田町のリズム体操教室に通う生徒らによる「第53回池田リズム体操交流会」が15日、町交流センターかえでで開かれた。スポーツ指導員の斉藤卯恵子さん(86)=同町池田東町=のもとで学ぶ生徒たちが、練習の成果を披露しながら交流を楽しんだ。今年は教室を始めて40周年の節目の年。記念大会と位置付け、県外からレクダンスの指導者やグループも参加した。
 斉藤さんが指導する「さわやか体操」と「メモリークラブ」の2教室には、24人の生徒が通う。各グループが、音楽に合わせてそれぞれのダンスを生き生きと披露し、大きな拍手を送り合った。全員で踊る時間も楽しんだ。
火災発生 速やかに避難 松川北保 消防訓練 緊急車両も見学

 松川村の松川北保育園(園児116人)で13日、火災を想定した避難訓練や消火訓練が行われた。北アルプス広域南部消防署の立ち合いのもと、命を守るための訓練に真剣に取り組んだ。
 火災発生を知らせる放送を受け、保育士の誘導で、園児らは防災頭巾をかぶって速やかに園庭へ避難した。鳥羽健一署長が講評し、「避難にはスピードが大事。押さない、走らない、しゃべらない、戻らない≠気をつけて」と伝えた。
 併せて園にやって来た消防車と救急車を見学した。署員から説明を受けながら、「これなに?」と活発に質問を投げ掛け、興味津々な様子だった。
若者に違法薬物「ダメ」 県大町保福事務所など 池工で「撲滅デー」啓発

 国連決議による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」に合わせた県の薬物乱用防止ヤング街頭キャンペーンで、県大町保健福祉事務所などは17日、池田町の池田工業高校で啓発活動を実施した。生徒に薬物乱用の防止を呼び掛けた。
 啓発には県や町、高瀬ライオンズクラブ、大北薬剤師会など各団体の大人や、生徒会役員を中心とした生徒ら合わせて約40人が参加。「ダメ。ゼッタイ」と書かれたのぼりを立て、登校してきた生徒にポケットティッシュや違法薬物の危険を訴えるパンフレットなどを配った。
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