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2025年6月29日(日)付 |
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10年節目の「岳嶺祭」にぎわう 大町岳陽高文化祭きょうまで
大町市の大町岳陽高校で29日まで、文化祭「岳嶺祭」の一般公開が開かれている。旧大町高・大町北高が統合し10年の節目を迎えた今年は「弾」をテーマに、生徒たちが協力して出し物やイベントをつくりあげた。地域住民や生徒たちが訪れ、にぎわっている。
旧大町北高時代から続く、アフリカのマリ共和国への物資支援などに取り組む「アジア・アフリカ難民支援運動」(アジアフ活動)の一環で行う校内バザーでは、市民から集まったが現地に送ることのできない日用品や洋服、文房具などの物資を販売。売上金は物資輸送費とする活動で、28日は開場直後から生徒や市民が訪れ、好みのものを買い求めて活動を支援していた。 |
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住民と生徒 モルック#M中 小谷中 2年生が企画 地域と交流
小谷村の小谷中学校2年生は27日、地域住民と楽しめるイベントとして、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の大会を同校体育館で開いた。保護者や地域住民、ケアハウス「いわかがみ」の利用者らが参加し、生徒とともにニュースポーツに挑戦。大盛り上がりで熱中し、楽しい時間を過ごした。
イベントに向け、ルールを教わって実際にやってみたり、村のケーブルテレビで流すCMをつくるなど準備を進めた。27日は生徒と参加者がそれぞれチームに分かれて対戦。生徒と大人、大人同士の試合も白熱した戦いを繰り広げ、ハイタッチを交わしたり声を掛け合ったりして和気あいあいと楽しんだ。 |
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地震被災の仏像に支援を 八坂の覚音寺 県立歴史館 無傷2体展示へ
大町市八坂藤尾の覚音寺が所蔵する国指定重要文化財の仏像3体のうち、木造千手観音立像と木造多聞天立像が7月5日から、千曲市の県立歴史館で展示される。残る木造持国天立像は4月18日に発生した地震で破損し、同寺が展示を通じて修復への支援を呼び掛ける予定だ。
千手観音像は平安時代末期の治承3(1179)年、脇侍の持国天像は鎌倉時代初頭の建久5(1194)年、多聞天像は翌年に造立され、いずれも地域を治めた武将・仁科氏によって寄進されたとみられる。持国天像は大町市内で震度5弱を観測した地震で転倒。後頭部が外れ、裾が欠け落ちるなどの被害が発生。住民有志が修復に向けて募金活動を展開している。 |
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アイデアいっぱい畑づくり 大町東小児童クラブ 「バーバパパ」世界展開
大町市の大町東小学校児童クラブが実施している、絵本の世界観にちなんだ活動の一環として、畑づくりが今年も始まった。19日はミックスレタスの種まきを行い、成長を願った。
児童クラブでは毎年、読み聞かせの本の中から国内外のシリーズ本を選び、物語にちなんだ畑づくりやものづくり活動を行っている。今年は低学年の児童が多いことから、親しみやすい「バーバパパ」シリーズで活動していくことを決めた。
児童クラブでは子どもが増えたことにともない、自分たちで家を建てる「バーバパパのいえさがし」を今回の主軸とした。ものづくりや畑づくり、食育に結び付けていきたいとしている。 |
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合唱や合奏 全校で心一つに 池田 会染小で校内音楽会
池田町の会染小学校(池内博校長、児童184人)は20日、校内音楽会を開いた。「一人一人持っている輝きを出し切ろう!みんなで届けよう音楽の力」をスローガンに、学年の持ち味を生かしながら練習の成果を発揮した。
6年生が中心となり、係ごとに準備を進めてきた。開会式では、練習の様子を動画で紹介し、各学年が意気込みを発表した。
有志による「歌声リーダー」が全校合唱に向けて目標を設定し、工夫をしながら全校で練習を重ねてきた。「歌の素晴らしさが伝わるように全力で歌いたい」と意気込みを述べ、二部合唱「この歌を」を全員で歌い上げた。 |
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トロリーバスと電気バス並ぶ 室堂で7月1日まで 立山トンネル新旧のりもの特別展示
大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の最高地点・標高2450bの室堂で27日、立山トンネル電気バス運行開始記念イベント「のりものデイズ・夏篇」トロリーバスと電気バスの特別展示が開幕した。会期は7月1日まで。
北アルプス・立山の主峰、標高3003bの雄山直下を貫通する立山トンネルを走り、室堂と大観峰を結ぶ新旧の乗り物、トロリーバスと電気バス各1台を並べて展示する。トロリーバスは平成8年から昨年まで立山トンネルを走り、今年から電気バスが運行を開始した。
富山側からアルペンルートを抜けるツアーに参加した東京都の70代の女性は「初めての室堂で最後のトロリーバスを見られてうれしい。これから大観峰に向かうので、カッコいい電気バスに乗れるのが楽しみ」と話した。 |
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