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2025年7月24日(木)付 |
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6町舞台 2年ぶり勢ぞろい 若一王子神社 夏祭り 五日町の実行委 舞台修繕 25日に復活お披露目
大町市の伝統・若一王子神社夏祭りが26日と27日に行われる。今年は一昨年の祭りで破損した五日町の舞台が復活し、6町の舞台が2年ぶりに勢ぞろいする。26日の曳き揃えではちょうちんを掲げた荘厳な姿が中央通りに並び、祭りを盛り上げる。
五日町の舞台は江戸時代の建造とみられ、6町の中で最も古いとされる。舟の山車を改造し、屋根裏に帆柱の穴が残る。昭和50年の大規模改修以降は細かな修繕が行われていたが、令和5年の夏祭りで前輪の車軸2カ所が折損。昨年の祭りに参加できなかった。
五日町では自治会で舞台を管理してきたが、人口減少や高齢化などを背景に、祭りを担う新たな組織として、地区住民の有志が今年2月に「五日町舞台囃子実行委員会」を立ち上げ。地区の積立金や住民の寄付に加え、市の「ひとが輝くまちづくり事業補助金」を活用して、舞台を修復した。
五日町コミュニティーセンターで25日午後8時から、戻ってきた舞台のお披露目とお囃子の演奏を行う。 |
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水の事故想定 浮いて命守る 大町南小夏休み前に「着衣水泳」
海や川に遊びに行く機会が増える夏休みを前に、大町市の大町南小学校で22日、3年生を対象とした「着衣水泳」の授業が行われた。児童が服を着た状態で水難事故にあった場合に、自分の命を守る方法を学び、安全意識を高めた。
最初に衣服を着たままプールに入り、水の中で体を動かす体験をした。水着で泳ぐ状態と、着衣状態での違いを確認。教諭は「海や川に水に落ちてしまっても、(体の体積の)2%は水に浮くことができる。まずは慌てずに落ち着いて、鼻と口を水面から出し、呼吸ができるように姿勢を保って」と述べ、とにかく浮いて救助を待つ重要性を強調した。 |
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利用者4割増 収入3倍超 ウイング白馬トレーニングルーム 器具一新リニューアル1年
白馬村の協和ウイング白馬(ウイング21)トレーニングルームは、リニューアルしてから1年が経過した。企業版ふるさと納税を活用して器具を一新し、村によると利用者数はリニューアル以降前年比40%増、利用料収入は回数券の導入により3倍以上となった。女性や外国人、村外者など新規の利用も増加している。
トレーニングルームリニューアルして1年が経過したトレーニングルーム音楽祭を周知するチラシは昨年7月にリニューアル。不動産デベロッパー「C.M.Phoenix」(東京都)からの企業版ふるさと納税を活用し、ランニングマシンやダンベル、フリーウエイトマシンなど各トレーニング設備を充実させた。
村によると、2024年7月〜25年6月の利用者は6044人で、前年(23年6月〜24年5月)の利用者4317人から4割ほど増加。リニューアル以降に回数券(20回5000円)を導入したこともあり、24年7月〜25年6月の収入は約212万円で、前年の約65万円から大幅に増えた。 |
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地域猫活動≠ヨチャリティー 池田の中村さん 福田さんの陶芸 遺作販売
池田町を拠点に地域猫活動や保護猫活動に取り組む中村安雄さん(63)=中鵜=は、町総合福祉センター「やすらぎの郷」の通路で30日まで、チャリティーバザーを開いている。
町社会福祉協議会の送迎スタッフとして、1年前から働く中村さんは、元来の動物好き。今年、ボランティア団体「いけだねこクラブ」を立ち上げた。
野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をした後元の場所へ戻す地域猫活動と、子猫などを引き取って飼い主を探す保護猫活動を行う。
チャリティーバザーでは、同町出身の陶芸家・福田計洋さんの遺作を並べる。遺族の協力で、花器やカップ、小皿など数百点を譲り受けた。造形美・色彩美あふれる作品を300円均一で販売し、寄付を募っている。集まった寄付金は、捕獲器の購入費に充てる。 |
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体操・なぎなたで全国へ 大町岳陽高 インターハイに9人 「最大限の演技」「まずは予選突破」
大町市の大町岳陽高校の生徒9人が、31日から島根県で開かれる「令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」に、体操、なぎなた競技に長野県代表として出場する。22日は市役所を訪れ、牛越徹市長を表敬した。
岳陽高校は、体操となぎなたでインターハイに毎年出場している常連校。いずれも県大会で優秀な成績を収め、全国大会への切符を手にした。全国大会に向け体操の3人は「最大限の演技をして上位を目指したい」、なぎなたの6人は「まずは予選突破、その先へ向けて全力で頑張る」と力強く抱負を述べた。 |
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子育ての助けに情報サイト=@松川の磯部さん 「あづみのはこぶね」 有志と制作
大北・安曇野地域の子ども・子育て支援情報サイト「あづみのはこぶね」がこのほど立ち上がった。子育てに悩む保護者や、家庭や学校以外に安心できる場所を探している子どもたちに役立つ情報を届けたいと、子育て世代の有志らが2年掛かりで制作した。
松川村で母親たちの居場所「パンダの喫茶店」を主宰する磯部幸恵さん=板取=が活動の中で、親が必要としている情報にたどり着けていない現状を知る。「不登校や引きこもりの親は、外に向かって助けを求めづらいという印象。選択肢が増えてくれれば」と、情報サイトの必要性を感じた。趣旨に賛同する仲間を集い、試行錯誤の末、形にした。 |
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